無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2020-07-07から1日間の記事一覧

“強い”ジェンダー観を最も反映した作品。

『EXODUS』の時に所属レーベルのアイランドがUtadaを全く売る気が無かったのは当時を生きていた方々ならご存知かと思うが、それが端的に現れていたのがUtadaの“ヴィジュアル・イメージの不統一感”だった。 特に、周りのヴィジュアル・スタッフがその歌詞の世…

ジェンダー像は自演だぞの巻

宇多田ヒカルの歌詞のジェンダー論を語るにあたって難しいのは、そもそもの歌詞全体がジェンダーフリーな世界観に基づいている点だ。それは、出来上がった歌詞を聞き取る・読み取る段階は勿論のこと、創作過程において既に性別を自在に操る・解き放っている…