無意識日記々

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「納品完了!!」

昨夜の@utadahikaruからのツイートでラジオ番組「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」について幾つかの事が明らかになった。まずは、第1回放送分の収録・編集・納品が完了した事。おつかれくま。そして、その制作行程をヒカルが総て担当した事。そしてそして、番組のオープニングテーマをヒカルが自作した事! 色々と驚きである。

選曲はともかく、録音と編集まで1人でやってしまうとは。いやいや、選曲だってアドバイザーなしでは結構キツいだろうに。録音については、Easy Breezyの時に「自分で歌いながらRecボタンとStopボタンを押すのはシュールだった」みたいな事を語っていたような気がするから初体験って事ではないんだろうが、編集となると流石に記憶にない…。1時間の番組を「徹子の部屋」方式(一切編集せずに録画したものをそのまま放送する方法。録って出し。)で収録するならまだしもそういう事ではなさそうな雰囲気だ。本来、出演者が編集に携わるのは無理がある。映画監督が自ら主演を演じるようなもので、余程自分を客観視できる自信がなければやらない方がいい。それをいきなりここに来て。編集長もPV監督もこなしてきた今となってはそれが出来る能力には疑いはないが、このタイミングというのが…! 先日自分自身に向けた言葉を彼女にも捧げる事としよう。「たかがラジオに気合い入り過ぎ(笑)」。

そしてそしてそして。オープニングテーマの話だ。べ、別に完全新曲と謳っている訳ではないから、例えば既存曲のインストVer.をジングル代わりに使用するとかはあるかもしれないんだけどそんなだったらわざわざ今言及する必要はない。我々にとって"新曲"となる可能性は高い。流石に歌は入ってないだろうけれど。イメージとしては松本孝弘によるMusic Station@テレ朝のオープニングテーマみたいな感じだろうか。いつの日かフルバージョンでオンエアして欲しいが、何だかそれって最終回フラグでもあるような気がして踏み込み難い。嗚呼、もどかしい。


ところでところてん。制作がヒカル側に丸投げという事は制作関連の著作権は総てヒカルに帰属するという事になるのだろうか。オンエアされる楽曲の著作権は当然その人たちがもっている訳でそれを放送するには放送局の一括契約を利用する訳だからPod Castというのは難しそうだな。たとえヒカルが番組の全データを手元にもっていて、ワンクリックでアップロード可能な状態にあったとしても。いつの日か楽曲単位で著作権料が払える世界的なシステムが構築されるまで、このまどろっこしい状態は続くのかなー…

…ま実際はニコニコあたりに即日UPされてみんなそこで聴けるようになると思うけどね。