無意識日記々

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嬉しいと人は無駄な話をしたがる

UtadaUtada Hikaruも一緒になりました」―今日は兎に角よく呟いてくれる照實さん。さり気ないがこの一言は大きい。普通に考えれば、両者のバックカタログが統一される事を意味するのだから。

私はこれまで、IslandレーベルのアーティストUtadaの今後について悲観的であった。もしかしたら、EXODUS&This Is The Oneが永遠に廃盤になるのではとすら思っていた。しかし、もし仮に本当にカタログが統一されるのならばこんなに嬉しい事はない。宇多田ヒカルのアルバムも含めて再発されていく可能性が出てきたからだ。尤も、再発という概念はフィジカルがあってこそなので、配信販売のみになった暁にはそんな心配もしなくて住むのだが…。

取り敢えず、この仮定に喜んで乗っかっていこう。まず、バックカタログが統一されるとして、名義はどうなるか。名前の統一が過去に遡及される?これは難しい。普通は文字のフォント等含めてジャケットデザインが為されているのだから今からそれを修正するのはクールじゃない。多分、ないだろう。ただ、通算ナンバリングがふられる可能性ならまだある。Utada Hikaruのディスコグラフィーとして、4thアルバムEXODUS、5thアルバムULTRA BLUE、6thアルバムHEART STATION、7thアルバムThis Is The One…ああ、通算だったらシンコレ2枚も含めた方がいいのか?もしかしてCubic Uも…

…しまった、本当にどうでもいい話に字数を費やしてしまった。自分に落ち着けと言い聞かせてはいるのだが、やっぱり私もIn The Fleshのリリースが嬉しいらしい。なお、ITFと略しているのは、ボヘサマやウタユナに倣って略すと「インフレ」になってしまうからだ。何とも縁起の悪い。

またどうでもいい話に時間を使ってしまった。これからの話をしよう。つまり、英語アルバムを作ろうが日本語アルバムを作ろうが名義が同じなのだから…あぁ、やっぱりナンバリングは問題だな。次のアルバムは、Utada Hikaruにとって何thアルバムになるのだろう。全英語詞アルバムをリリースするとして、誰の何枚目のアルバムといえばいい。 結局、過去に遡ってナンバリングしなおすか、新しい名義から新たにカウントを始めるか…とすると、世にも珍しい、どころか多分他に例がない、ソロ・アーティストによる4回目のデビューアルバムという事になる。どんだけデビュー好きやねん。

この事態のややこしさからすると、UTADA in The Flesh 2010は、Utada Hikaru名義でリリースされる線が濃いのかな。Utadaじゃ今更だし、宇多田ヒカルじゃ何か違う。なんだろう、ツアー名が"UTADA in The Flesh 2010"とアタマに"UTADA"が入っているからそれで十分な気もする。

あんまりどうでもよくない話を。名義が統一されるという事は、内容が何であれ、基本的に総ての作品が全世界でリリースされる事を意味する。となると、フィジカルは日本先行の発売が基本になるか。輸入盤対策をしなければいけないからだ。現時点でも逆輸入防止措置はとられているが、果たしていつまで有効か、不透明である。

まぁいいや、兎に角、ITFのリリースが見えてきた。それを素直に喜んでおこう。ラジオでこの作品について触れるか否か、ユニエミはどれ位の希望の宣伝をかますか、果たして円盤は本当にリリースされるのか、興味は尽きないが、取り敢えず先にUTUBEに一曲だけでもUPしてうただけませんかねぇ…(笑)