無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

上半分と下半分

去年の今頃はKUMA POWER HOURの放送休止でガッカリしていたっけなぁ。それに較べれば今年の今月はまだマシな方だ…という低めに設定したハードルをクリアして満足したフリをするのはよくないかな、とは思うのだけれど普段創作上のハードルは高く上げっぱなしなのでこっちはこれくらいにでもしておかないとバランスが取れないよね、と思ったり。乙女心は難しい。32歳つかまえて乙女もないもんですが。

人間活動、というフレーズはファンのみならずそこそこ知れ渡っていたようで、流石に4年も経つと忘れ去られているかもしれないが、結局「いつも通りのヒカルちゃん」が帰ってくるのがいちばん喜ばれるんじゃないかなと思ったり。なんだろう、どんな人か、というより、ひたすら出力のある方へ皆集まっていく。スマートフォン時代になってますますその傾向が強くなっている。時代の流れが速いとはいえ、この、「喋り続けたもん勝ち」な現状は、ひとこと、疲れる。

それを言うなら無意識日記はまさに「喋りっぱなし」な気がするが。あらら。

たとえ復帰したとしても、このペースにヒカルはどう対応するのか。Twitterが継続していなかったらと思うとゾッとする。

ただ、時代の流れと無関係なペースでの活動となれば、それはそれで、時代の流れについていけないなぁと常々思っている層のハートを掴めるよね、とも考える。案外、そっちの数もバカに出来ないかもしれない。中高年層、と気軽に纏められるものではないが、時代の流れに敏感なのはいつの時代でも若者なので、大体そうやって括ってしまってもいい気も、しなくもない。ちょっと微妙。

32歳という年齢は、昔に較べればまだまだ若輩といえるかもわからない。実際、今の時代は35歳まで若者扱いだし。これくらいになってくると、若い世代の代弁者という感じでもなく、かといって年寄りとして成熟した世界観をもつ訳でもない。中途半端かもしれないが、逆にいえば上の世代にも下の世代にも影響を発揮できる立場といえる。

まだまだ暫くは、ヒカルの支持層の半分以上はヒカルより年上だ。年下の方が多くなる"逆転現象"が起こるのはまだまだ先…あと10年くらい? これはちょっとわからないけれど、もう暫くは年上目線でヒカルちゃんの事を心配しまくるファンの存在は大きいままだろう。そういう意味では、ファンの世代交代はまだまだ先の話だろうな。