無意識日記々

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ヒカル次第

ヒカルは「必ず戻ってくるから。」と約束してくれているのでそれはいいとして、では、具体的にどうやって戻ってくるのだろう?

ヒカルの場合、前回例に出したFlavor Of Lifeのように「休もうと思ってたのに、依頼が来て、受けちゃった」りする。活動を続けるか否かはオファーの有無に掛かってるといっても過言ではない。逆にいえば、オファーが無いのにヒカルが復帰する事は有り得ない。

昨年までメジャー・リーガーだった黒田博樹が広島カープに戻ってきたと今年は話題になっているが、それが可能だったのも、まず、広島側がダメ元でも何でもいいから毎年欠かさず黒田にオファーを送っていたからだ。幾ら黒田が自分のタイミングで広島に復帰したいと思っていても、オファーがなければどうしようもない。トライアウトとか入団テストとか、そういったものに応募するしか手段が無いだろう。それらは彼にとって現実的な選択肢ではなかった。

ヒカルの場合も同じで、どれだけ休業が長くても仕事のオファーが来続けているから復帰時期を"選べる"のである。今は、来続けているオファーを総て断っている状態である。

一度だけ例外があって、それが桜流しなのだが、その時は一切顔写真を使わない、取材も受けないというスタンスで未復帰である事を印象づけた。

極端な話、これからもずっとこの方法で行く事も可能である。一曲作っては本人の露出なしに売りまた引っ込む。ずっとこれの繰り返しでも破綻は確かに、ない。

一方で、現実には「必ず戻ってくる」約束があるんだから、どこかで顔を出してくるだろうが、問題は、いつまでオファーが"ひっきりなし"でいるか、だ。各タイアップ先は勿論宇多田ヒカル知名度をアテにしてくる訳で、その点は5年経とうが10年経とうが大して変わりはないだろうが、旬であるかどうかとなると別である。果たして、それでもオファーは来るのかな?

で、ここで「マスメディアの情報淘汰不全」の話が出てくるのだが、まぁここでは省略しようか。話が(更に)長くなる。


それらとは全く別に、ヒカルが「新曲作る!出す!」と自ら言ってくれば、これは本当に新しい展開となるだろう。そして仮にそうなった時に、どのような方法でプロモーションをするのか、その点もまた懸念材料となる。過去にそんな例がひとつあって(他にもあったかどうかはわからない)、それが「ぼくはくま」なのだが、インタビュー等を総合すると、どこにも明言されていないが、ヒカル側からNHKにアプローチしたとも思える話が散見される。あの曲くらい本人が気に入っていればそういう可能性もあるという事だが…今はただひたすら待ちましょうか。