無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

話がやや飛んでからが本編。

IRON MAIDENの話を始めると無意識日記をもうひとつ作る羽目になるので自粛する。未だに「生涯で最も聴いた音」が「スティーヴ・葉リスのベースとデイヴ・マーレイのギター」である私なので仕方がないのだが。ヒカルの歌最初に聴いてからまだ16年しか経ってないし。まだまだ追いつきそうにない。

なんでプログレメタラーがヒカルの話をしているか不思議な気はするが、じゃあ誰が話していれば自然かと言われてもこれが結構わからないんだな。

例えば、SOUL/R&Bが好きで、「やっと日本にも本格的に歌えるヤツが現れた」とファンになった人は、これ途中で脱落するよね。「ぼくはくま」とか、どんな気分で聴いただろう。

「海外でも活躍できる日本人ミュージシャンを」と思ってた人は、EXODUSやThis Is The Oneをどう思ったのだろうか。TiTOはビルボード69位で、これが再デビューだと考えればまずまず普通で、ここから4〜5枚かけてキャリアを構築していくの定石。そうしなかった事で、やっぱりガッカリしたのだろうか。瞬間風速とはいえ、USA iTunes Store 総合チャート18位までいったのだが。これ、今でも日本人最高位なのかな。

たまには「日本人アーティストを中心に聴いていて、なかでも宇多田ヒカルさんがいちばん好きです」みたいな人が熱く語るところを見てみたい…だなんていうと「いくらでもあるやんけ」と返されるのだろうか。そりゃそうか。

結局、「ずっとファン」である秘訣は「音楽性にこだわらない」事なのだろう。だから、私みたいな風に成り得る。ミュージシャンとしてはどんな気分だろうか。ある意味浮気者というかジゴロというか、いろんなリスナーをその都度魅了していつのまにか"飽きさせて"また次に、という感じか。確かにヒカルが男子だったら「カワイコチャンニモテモテモード」になる気がする。ナンテ昭和ナ響キナンダ。

あ。そうか。と話はやや飛ぶ。ダヌパがイケメンに育ってクマチャンが惚れてしまうという展開は面白いな。なんだこれ母親としてはニヤニヤが止まらないじゃないか。あーこれは面白い。ダヌパからみたら「何してんのウチのママンは」とドン引きだろうけれども。なるほど、クマチャン同性愛設定はこういう風に活かすのか。

例えばダヌパがヘテロだったら。彼がガールフレンドを連れて家に帰ってきたら嫉妬展開だぬん。いやはや、どんな台詞が飛び出すかしらん。

ダヌパホモ設定だとまた味わいが違うわな。まぁ恋人に嫉妬する点では違わないんだが。ただ、あれか、クマチャンに振り向く可能性がゼロじゃなくなるあたり、より嫉妬が攻撃的になるかもしれない。切なさの色彩の変化。いい情緒だぞイタリア人と日本人のハーフと中国生まれヒカル育ちのぬいぐるみの熊の物語。なんかいろいろもらい泣きしそう。

くまちゃんは、ヒカル以外とは滅多に話さない。照實さんと会話をした事があったな、という程度。果たして、ダヌパとの会話はあるのかな。「ヒカルちゃん、ぼくイタリア語わからないよ」―んあーもう。「でもフランス語ならしゃべれるよ」 いかん、萌え悶えるわこれ。

ダヌパとの会話がないと、ヒカルと一緒に遠くから彼を眺めながら寂しそうに呟いたりするのかな。「クマチャン、小さい頃はあんなに一緒に遊んだのにね。」 ヒカル、なんて事言うんだ。「もうおぼえてないのかな。」


…誰かこの設定でSS書かねーか? 冬コミには間に合うぞ。おまえが書けってか悩ましいぞおい。ぷはー、困った。

…なんだこの後半のテンション(笑)。