無意識日記々

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今年の日程を読む為の予備考察

斯様にヒカルのニューアルバムの発売日程は様々な要素で決まっていく。まずはツアー日程が先に固まっている事で、これに合わせてアルバムは発売になる。また、先述の通り「キングダムハーツ3」の発売日にも影響を受けそうだ。それに伴い、日本以外での発売日も視野に入れなくてはならない。まぁそこはズラしても構わないけれど。『EXODUS』なんて日本から1ヶ月後だし、CDに限れば『This Is The One』は日米で2ヶ月のズレがあるのだから。

そんな中でのなりくんプロデュースは、こちらからしてみれば降って湧いた話だが、長いスパンでみれば、ツアーから逆算した中で時間をとる事が出来た為に可能だったのだろう、という推測がつく。なりくんのアルバムが完成した今、またヒカルは自曲の制作に戻るだろう。

アクロバティックに、既にニューアルバムが完成している、なんて事もついつい考えてみたくなる。海外でもビッグアーティストともなれば、発売時期を見計らう為に、或いはプロモーション態勢の準備の為に完成したフルアルバムを数ヶ月、場合によっては一年近くも塩漬けにしておく場合もある。黙っているだけでヒカルの作品も或いは…

…いや、性格的に無理かもしれない。時間があったら延々歌詞の中身を吟味し続けるのがヒカルだからだ。手直しできる時間があれば手直しする。一旦完成させておいてまた歌詞を書き直したのが『COLORS』だったり、『Eternally』も歌詞をスタジオで最後の最後までいじくっていたり。あれは別に怠けていた訳ではなく、〆切というストッパに頼った暴走創作なのである。だから、アルバムが完成してる、とかは有り得ない。時間的にも無理だし…って思ってたらまたたクマに『This Is The One』が完成したりしたので本当に油断ならないのだった。

ただ、ツアーを見越して長期間リハーサルをとるのなら、悠長な事も言ってられない。とはいえ、1ヶ月リハーサルしたウタユナより、もっと短い期間のリハーサルだった『WILD LIFE』の方が演奏がよかったのを考えると、リハーサル期間より人選に時間を割いた方が有意義なのかもしれないな、とも思う。そこらへんの調整はアルバム制作のプロデューサーでありかつコンサートツアーの座長を務めるヒカルの手腕と運にかかっている。日程の発表が楽しみである。