無意識日記々

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「の」と「ノ」の話なの。

自分でも結構どうでもいいと思っている疑問なんだが、「まるのうちさでぃすてぃっく」の「まるのうち」の正式な漢字表記って「丸の内」なの「丸ノ内」なのどっちなの。

ググッたら「の」の方が多いんだけど今回のトリビュート盤の表記はオフィシャルでも「ノ」で、@utadahikaru も @hikki_staff も「ノ」でツイートしている。取り敢えず今回は「ノ」で行けばいいようだ。が、
私は今そういうの大体予測変換に任せているので多分混在すると思われる。どっちでもよさそうだしこだわる事でもなさそうだし。

Wikipediaによると「まるのうち」という地名は1970年の町名変更以前は「丸ノ内」、以後は「丸の内」になっているらしい。「ノ」→「の」という推移なんだな。で、地下鉄の「丸ノ内線」はその1970年の町名変更以後もそれ以前の表記のまま、即ち今でも「ノ」の「丸ノ内」なんだそうな。ふむ。

という事は、何かこだわりがあるとすれば、敢えて「丸ノ内」と「ノ」で表記する場合、1970年以前の当地に思いを馳せているとか、或いは地下鉄丸ノ内線の話である事を強調したいとか、そういった所になる。

だとすると今度は「どんな歌詞が歌われているか」という視点に移るのだが、この「丸之内サディスティック」の歌詞は少々ややこしい経緯を辿っているようだ。Wikipediaによると元々この歌は英語詞で書かれていたものを日本語に書き換えて1999年のアルバム「無罪モラトリアム」に収録、その10年後に歌詞の半分を英語にして2009年の「三文ゴシップ」に「丸乃内サディスティック(Expo Ver.)」として改めて収録された、とのこと。

既に何だかややこしいが、更にややこしいことに、昨年の3月にヒカルとなりくんが椎名林檎御姐様直々の正真正銘本物の「丸埜内サディスティック(Expo Ver.)」のカラオケトラックをバックに収録した歌の歌詞は、出だしが日本語で、1999年のオリジナルトラックの方に準じた内容になっている。即ち、日本語で歌われているのだ基本。半分以上何言ってんだかわかんないけど。ベンジーって誰だよまったく。(※ 私はイカ天初登場の会生放送で観てました)

という訳なので、実は1年前のヒカルとなりくんのカラオケバージョンはまるきりExpo Ver.のカバーという訳でもないのだ。貰ったバックトラックがそうなだけで。ならば、今回の収録カバーもどんなバージョンなのかクレジットでは判断できないんでしょうな。