無意識日記々

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それだけの事なんデス。

20周年は盛大に祝うんだろうけど19周年ていうのは全く話題にならないもんだね。うちら的には19の文字をみると反応し119を確認すると色めき立つというのに。いやそれとこれとは関係ない。

今年の12月からあらゆる20周年が展開される。デビュー20周年、むびのん20周年、初恋アルバム20周年、LuvLIVE20周年…どう祝っていけばいいかわからない位だ。このどこかにツアーが挟まれていくというのだから来年の今頃はお祭り状態ですわな。今の静けさが嘘みたいに。過ぎればまた、あのお祭り騒ぎは何だったのか、今ではもう嘘みたいだ、と呟くんでしょうけど。

アーティストの性質上仕方がないが、贅沢なこちらの希望は「宇多田ヒカルの居る日常」であって、突発的なお祭り騒ぎに一喜一憂する事は、嬉しくない訳ではないのは当然としても、やっぱりちょっと勿体無い。大抵そのテンションの高さについていけないから。特にツアーになると、「普段何してたの?」という位に人が湧いてくる。いやそりゃこちらの勝手な見当なんだが、ライブコンサートの魔力って凄いなと毎年改めて思う。そしてツアーが終わればまた静かな日々が戻ってくるのだ。

こちらにはメリハリなんてない。ずっと同じである。ツアーが始まったからといってヒカルに対する熱量が変わるかといえばあんまり、いや殆ど、いやさ全然変わらない訳で。ツアーの盛り上がりで高揚した人たちは、ツアーが終わればテンションが下がる。こちらはそれをただ眺めているだけだ。良いも悪いもない。ただそれがひたすら事実なだけで。

まぁ、贅沢なのはこちらなのだとわかりきった上での「ポカーン」なので、似たようなものかもしれないな。それでまた新しい日常を手に入れる人が現れるのだろうから、そうなったらまたその時振る舞おう。それだけの事なんデス。