９月が始まって、どうだろうな、８月中旬スタートの「ペンギン・ハイウェイ」の首尾は、まずまずといったところか。いや、期待に反してしょぼいと言い切っちゃった方がいいのかな。
高畑勲が鬼籍に入り宮崎駿の次作も日の目を見るかわからない中、「ポストジブリ」争いはますます激化を見せている。春休みはドラえもんに、ゴールデンウィークは名探偵コナンに、そして夏はジブリにというのが日本のファミリーアニメの楽しみ方だ。そんな中、ファミリーよりやや中高生やカップル向けの「君の名は。」が特大ヒットを記録したことで、やや皆の作風に変化が…
…ってそんなどこでも読める話を無意識日記でわざわざ書く必要はないな。「ペンギン・ハイウェイ」もまたその「ポストジブリ」を期待された作品・監督でありながら
今回は期待に応えられなかったという話ね。
勿論、映画なんて作り続けることに意味がある訳で、「君の名は。」までは新海誠がここまでドメジャーになるだなんて誰も予想していなかった。期待はされていても。「ペンギン・ハイウェイ」の制作に携わった皆さんも今後またとんでもないブレイクに見舞われるかもしれない。今後も怯まず頑張ってうただきたい。あたしゃ嫌いじゃなかったよ。
こうして、作品の微妙な評判を背景にエンディング・テーマの鉄板ぶりを称賛するのは、「Casshern」「エヴァＱ」に引き続いて、となるか。どちらも私嫌いじゃないんだけどね。ドラマの歌に関しては、あれだ、映画と違って興味を失った人達は途中離脱しちゃうからそういう声って減っていくのよね。映画はお金払ってるしなかなか途中退席とかしないもんだから、感想も容赦なくなる。まぁ、仕方がない。
昔に較べてここ２枚の作品ではそういうタイアップの運気がやや落ちていると皆に思われている気がする。あたしゃどの作品もそれぞれに楽しんできているので、あんまり日記にそういうトーンの話してこなかったけど、なんだか事実っぽいよねそれが。
だがアルバム『初恋』のタイアップには大トリに『誓い』がひかえているのだった。これは大きい。ゲームだけど。ゲームをする層はかなり限定的だが、キングダム・ハーツ３が不評になる予感は、今のところあんまりない。久々の正史、ナンバリングなんだから……大丈夫、なんだよね？(笑)
今のところヒカルの提供曲が作品に合っていなかったという評は少ない。最近のタイアップでね。でも、ここらでガツンと有無を言わさぬ位の大ヒットとコラボレーションしてくれた方が安心かな、なんて余計な事を考えたりしてしまうのよさ。これから『初恋』収録曲のタイアップ発表あったりしないのかな〜コンサートツアーのいい景気付けに、なるような。流石にもう遅いか…。
