無意識日記々

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暗闇でにっこり。全米で錦織。

遂にツアータイトルが発表になった。

『Hikaru Utada Laughter In The Dark Tour 2018』

うむ。字面と音感はカッコイイ。「ヒカル・ウタダ・ラフター・イン・ザ・ダーク・ツアー2018」。Utada HikaruではなくHikaru Utada、なのに年号は2018/2019ではなく2018…と色々と考えてしまうがまずは『Laughter In The Dark』の部分だろう。検索してみるとウラジミール・ナボコフの書に同名のものがある。そう、ヒカルが『夕凪』を書いている時に「これを朗読して済ませ」ようとした詩「青白い炎」の著者による別の作品だ。

毎度の通り、これをどこまで深読みしてみるかは難しい。『荒野の狼』という曲が現れたからと小説「荒野のおおかみ」を読んでみたものの小説の内容は歌の歌詞とはまるで関係なく読むだけ無駄だったということもあった。「荒野の狼」という言葉のイメージさえあればよかったのだあの歌には。

今回も、ナボコフの著作とは関係なくただ単に字面や音感、それだけの意味で採用した可能性が高い。とはいえ地上波テレビでナボコフの名を出している以上、ツアーに来る人間達が『夕凪』に期待する事くらいは予想がつくだろう。滞り無くリハーサルが終わればコンサートで『夕凪』が披露されるであろうことはほぼ疑いがない。これは楽しみにするしかないでしょ。


さて。そこまではいいとして。勝手な推測だけれども『Laughter In The Dark』はもともと“A Light In The Dark”に引っかけているんじゃないかと。「暗闇の中の(一条の)光」である。lightとlaughterのスペルが似ている、ってだけなんですが。

このlaughter、笑いではあるがsmile、笑顔ではない。笑い声、或いは笑い顔という感じ。笑みというより笑いだよ、とでも言えばいいかな。暗闇の中から不気味な笑い声が聞こえてくるのか、暗闇の中に笑い顔が浮かび上がるか、なんかどっちでも怖いんだが、おいおいナボコフをチェックしながら推理していきますかね。その前にヒカルにサクッと説明してしまって欲しいとこなんだけど。マスカラがほどけるまで待ってますからさ。(言いそびれてたので言いたかった)


で。このツアーの略称なんだけど。「裸婦抱く」とかで、いい?(ダメです(笑))