無意識日記々

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あけっぴろげと高品質

あら、ハイレゾアナログトークセッション、現地に行けば外でも映像を見れるようになったのか。まぁそれなら行ってみるか。雪の降り方次第だけれども。

しかし、となると、そこまで踏み込んだ内輪な話とかは聴けないのかな。守秘義務じゃないけれど、録音してないからこそぶっちゃけられるエピソードとかが聴けるから現地のトークイベントには赴く意義があるんだ、というのがセオリーだったのに。もっとも、今は何でもSNSですぐ拡散されるから最初っからそういう“内緒話”は無理なのかもしれない。登録制とかなら別だけどねー。

なにしろ今年度はツアー中コンサートが撮り放題だった訳で、その太っ腹ぶりが大いに好評を呼んだのだ。ヒカルに内緒話は似合わないのかもしれない。そして、来たるべき円盤のクォリティに自信がないとこうはできない。

特にオフィシャルな商品でこだわりたいのは画質と音質だろう。如何にスマートフォンのカメラの画質があがろうと流石にプロショットには敵わない。溢れる裸婦抱く動画を見た人がよりよい画質よりよい音質でもっと観たい聴きたいと思ってくれれば成功である。

結局、内緒話云々で知れるか知れないかの障壁を作って“情報の非対称”で勝負するより、素人では太刀打ちできない高品質を提示することでオフィシャルの存在意義を表明する方がいい、というのがSNSの普及した現代での正解な方針なのだろう。

故にこの今回の、ソフトの高品質を謳うアナログとハイレゾについてのトークセッションを外側にも公開する、という流れは非常に好ましく感じられる。もしかしたら復帰後のヒカルのプロモーション体制のコンセプトが漸く決まってきているのかもしれない。過去3年はどうにも圧倒的知名度と圧倒的音楽におんぶに抱っこだった─とそう言い切るのは流石に酷すぎるけれども、どこかチグハグな印象は拭えなかった。そこらへんの空気が、もしかしたら変わりつつあるのかも、というそんな期待を抱きつつ明後日は現地に赴いてみますかな。やっぱり雪次第だけどねw