無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

全体的に上から目線でやや不快な日記

あんまり楽しい話題じゃないが前回の続き。

残念なのは、レーベルメイトがまた“居なくなった”ことだ。

ヒカルがSONY内に出来たサブレーベル「Office RIA」の一員となり、そこからの第二弾アーティストとしてなりくんがデビューした。昨年は結構な数のライブパフォーマンスをこなし、ソロシンガーとしてそれなりに順調にスケジュールを消化していたのだが、ここにきて本来の彼の仕事である自身のレーベル経営に一段ギアを上げて本格的に取り組もうということでイギリス移住を決意した訳だ彼は。流石に、なりくん本人も語っている通り、彼のセカンドアルバムは当面出そうにない事となった。

レーベルメイトというのはファンからすれば本来嬉しい存在である。自分の好きなアーティストが一年中出ずっぱりで活躍してくれるなんてことはほぼない。休みが一日も無くても制作期間中は露出がなく我々にとっては休まれているのと変わらないからだ。更にヒカルはプロデューサーだ。制作過程の殆ど全部に立ち会わなければならない。一年中働いていたとしても、我々の目の前に現れてくれるのはせいぜい1年あたり2~3ヶ月がいいところ。プロモーションスタッフはその前後フル稼働しても半年も仕事がないだろう。該当アーティストの制作期間はやることがない。なので、レーベルというのは普通複数アーティストを同時に抱えて総露出が途絶えないようにする。

そこには“レーベルカラー”というのが存在し、フィーチャーされるアーティストは音楽性や人脈が近くなるのが基本。レーベル経営が軌道に乗ってくると“レーベル買い”するファンも出てくる。そうなればしめたものだ。レーベルの方は途切れなく複数のアーティストを売り込み、レーベルのファンは毎月飽きることなく間を空けることなく様々なニューリリースやライブ・イベントなどを楽しめる。ひとつレーベルが確立すれば、ファンのライフスタイルに必要不可欠な存在になれるのだ。

なのに、嗚呼。今回なりくんの活動が結果的に“1年限定”となったことで、またヒカルはひとりぼっちに逆戻りしてしまった。RIAは、ヒカルの稼ぎが非常に大きいので焦って新しいアーティストと無闇に契約などせずお眼鏡にかなう逸材が目に止まるまで待つのだろうけど、折角のこちらの期待感がまた萎んでしまうのはやっぱり寂しい。まぁそもそも昨年のなりくんがヒカル・ファンの支持を大きく受け たとは言い難いんだがね。まぁそれはやってみた結果なので私は評価しているよ。(上から目線で偉そうに(苦笑))

レーベルメイトが活躍してくれればヒカルの負担や重圧が減る。滅多に居ないだろうがその人達が売れてくれたらヒカルも(ほぼ初めての)ライバル心みたいなものが芽生えて奮起するかもしれない。それでなくても、自分の支持層が他のアーティストを気に入る状況というのは刺激になるだろう。ちょっと夢見過ぎかもしれないが、あたしはRIAにそういった状況を期待しているのだ。

だが現状は全然である。今の@RIA_staffのフォロワー数は、例えば宇多田共和国@hikkicomを下回っている。較べるものではないのかもしれないが、公式アカウントが非公式ファンアカウントに周知規模で負けるのは流石にマズいのではなかろうか。大体今の共和国アカウントなんて今日は何の日しか呟いてないんだから大したことしてないのにそれでもこんな感じなのだ。正直、奮起を期待したいのですよ。是非頑張ってくださいな。