無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

文部科学大臣賞大衆芸能部門新人賞受賞

ヒカルが平成30年度「第69回 芸術選奨 文部科学大臣賞」大衆芸能部門新人賞を授賞されたそうな。受賞と授賞って萩原さんと荻原さん並みに紛らわしいな。冶と治ほどでもないか。それはさておき。おめでとうさん。

誰かから仕事や実績を評価されるのは嬉しい事だ。しかし、この賞というヤツはどこの誰が選んでいるのかわからない。いや調べればすぐわかることもあるんだけど、本来ならもっとわかりやすく賞の名前を「ジョージが選んだで賞」とか「ナタリーが好きで賞」とかにすべきなのだ。でも、そうなっていない。

国を背負った賞だから余り意識はされないが、これは5ちゃんねる(2ちゃんねる)と同じなのだ。匿名で誰かを評価しているのだから。貶していないだけマシ、という程度。名前を背負わせるだけで誰もリスクや責任は負わない。余りにも政治的だ。賞罰っていう慣習自体政治的だからしゃあないんだが。

その昔福本豊国民栄誉賞を辞退した時に「そんなもんもろたら立ちションもできひんようになるわ」とか言うたらしいが、賞の知名度が高ければ高いほどデメリットは大きい。将来政治家にでもなりたいのなら別だろうけどね。つまり、彼らの価値観で完結しているだけなのである。

今回ヒカルの名前がこうやって表に出たからにはヒカルは受賞を快諾したのだろう。「文部科学大臣賞」の知名度ならそんなに悪影響は出ないだろうし皆喜んでくれるのなら、といったところか。これが紫綬褒章やら文化勲章やら国民栄誉賞やらになってきた時に断るのかどうか。まぁ36歳になって漸く新人賞を貰った訳で、今回新人賞でない本賞を受賞した同業者が竹内まりやで63歳だ。ま~今は何の心配も要らないというのが実際の所か。賞の中身は兎も角、こうやってニュースに出て皆が笑顔で「おめでとう」と言ってくれる風景は至極平和で大変宜しい。その事には感謝したいが、こういうのが行き過ぎないように数十年感覚で気をつけていって欲しいものである。

…って、将来ヒカルがグラミー賞を獲得した時に私がどう感じるか、楽しみだなぁ。素直に称賛するのか今回のように捻くれたものの見方をするのか。まぁあれだ、ヒカルの私生活に悪影響が出ないか心配をしているだけだわな。それがないなら、純粋に喜んでおきたいのですよ。