無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

歌と視力の家系

@utadahikaru : 盲目の祖母と、深刻な視力の病気(黄斑変性)を患う母を持った者として、今や世界中で視覚障害者の役に立ってるものが日本人の発想だったってことが嬉しい

@utadahikaru : 自分もいつか視力を失う可能性が平均よりも高いことを意識して育ったから、いつもこの道路とか駅とかの凸凹を有難いなと意識してた

@utadahikaru : 自分もいつか視力失ったらお世話になるんだなって思ってありがたく思ってきた点字ブロック、車椅子利用者には結構な難関らしい 難しいね(°_°)

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10年前のメッセにかまけてリアルタイムのツイートをするなんて勿体ない真似はしなーい。今回は結構真面目な話題。3月18日が世界で初めて黄色の点字ブロック岡山市に敷設された記念日ということでこのツイート、だな。

祖母と母の視力の話がヒカルに「家系」を意識させていたとは気がついていなかったな。ちょっと迂闊だった。確かに次は自分の番かもとなっても不思議ではないわな。そういった背景があったからこそお母さんはヒカルに『光』という名を与えたのだ…となれば美談だが実際はイチゴだメロンだと果物の名前をつけようとして却下されたのだった。まぁもっとも、当事者たちの記憶だってアテにはならないけどね。あ、今日はシングル『光』発売17周年記念日ですよ。

ヒカルは日本国外で過ごすことが多い為、結構「日本が」「日本人が」と言う。日本の評判のいい国で「あなたは日本人だからいい人に違いない」と受け入れられるような経験があるのかもしれない。実際日本国のパスポートは国際社会では非常に強力だと言われるしね。自国の評判が自身の生活に直結する中で「日本人として誇れる実績」を素直に称賛するのは自然な流れかもしれないな。

一方で今朝のツイートでは実績も手放しの称賛のままではいられない現実に気づいたりもして。嗚呼、リアルタイムでことばが聴けるっていうのは、いいねぇ。日本語が読める教育を受けてきて本当によかったと思いますよ。