無意識日記々

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今や全曲サブスクで聴けるんだもんね

でバナナブレッドツイートはやはりタイミングが大事で。そろそろ新情報来ないかなという心境になってきたファンがちらほら増えてきたなという絶妙のタイミングで現在曲作り中だと伝えた。エゴサしてんじゃないかヒカルはホンマに。ほんとこれで皆助かるのよね。梶さんは次の動きへの猶予が得られたし、シンエヴァの動きがある中での期待感も煽れるし、円盤作業中のエンジニアの皆さんのプレッシャーも軽減される。いいこと尽くし。被害を受けたのは焦げたバナナブレッドを食べさせられたかもしれないダヌパだけだな。食べてないと思うけどね(笑)。

パラレルワールド・ラブストーリー」は一応注目されてはいるものの、既発曲タイアップへのリアクションはファンの間ですら弱いのが通例で。『Show Me Love (Not A Dream)』が映画「あしたのジョー」の主題歌だったなんて忘れてるor全く知らない人がかなり居るのではないか。確かに、自分の興味のない映画に、如何にヒカルの歌声が大音量で聴けるからといって1800円払って赴く人は相当な酔狂だわな(悪かったな(笑))。ヒカルのファンだから、という人にとってはちょっとした話題繋ぎ程度かもしれない。

そんな中でのツイートなのでまぁ効果はあるよね。いいねの数が現時点で、2.3万とまずまずの通常営業。あの『歌姫ってなんなん』が今14.8万いいねだから、結構健闘している、かも。

で。考えておかないといけないのは、今までの既発曲と違って今はどの曲もサブスクで聴ける事、なのだ。既発曲であってもバズらせればそのまま収益が上がる。アルバム曲の後追いタイアップではせいぜい映画のチケットを買うくらいが関の山だったが、映画を切っ掛けにして『嫉妬されるべき人生』の再生回数が上がればそれはそのまま新たな収益源となる。あとはプロモーションのタイミングとコストパフォーマンスの評価だろう。ここから、宇多田陣営のストリーミング時代のプロモーション戦略が見えてくる。

そして次は真っ新な新曲の時にどうしてくるか、だ。まずダウンロード販売を先行させるのかはたまた即日サブスクに乗せてしまうのか。今はまだ『Too Proud』のリミックスが即日サブスクだっただけで、こちらは真っ新な新曲とはいえないだろう。『Face My Fears』EPは『誓い』と『Don't Think Twice』が先行配信されていた為少し毛色が違う。次こそは新曲一本勝負でくるだろう。

ここでどこまで踏み込んでくるかは注視しておく必要がありそうだ。『Face My Fears』はCDとアナログという2種類のフィジカルが発売されたが次の保証はない。もしかしたらアナログとストリーミングの2本柱に収束していくかもしれない。次の新曲の売り方には是非注目していきまっしょいな。