無意識日記々

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少ない音数の録音を魅力的にする方策

「高音質音源でヒカルの歌声の魅力をアピールしよう」企画、まずは編成をシンプルにすることだ。アカペラまではいかずともギター1本で弾き語り、或いはピアノ伴奏のみでアコースティック・セルフカバー・アルバムを作るのがわかりやすいだろう。ハイレゾの情報量の殆どをヒカルの歌声に費やす。きっとヒカルを間近に感じられるに違いない。

しかし、そういう「アコースティック・セルフカバー・アルバム」というのは如何にも在り来たりで安直で何より過去の遺産で食いつないでます感が出る為現実には実現しないだろう。自分は両手を挙げて喜ぶけどね(笑)。世間が許してくれなさそうだ。

となれば。『Be My Last』といえば、チェロとの“一騎討ち”が記憶に残っている。Mステでのテレビ出演もあればウタユナでの小泉さんとの共演もあった。ああいう感じからの連想で「著名な演奏家を呼んで光と1対1で演奏して貰う企画」を立ち上げるのはどうだろうか。今剛や坂本龍一庄司紗矢香なんかの御縁のある方を呼んでその人の得意な楽器と共演する。伴奏をして貰うというより両方リード楽器同士としてヴォーカルと正面から向きあって貰う。そういった緊張感のある内容なら後ろ向きと謗られる事はなく、音数も少なく、ヒカルの名曲をアコースティック等で堪能でき、ハイレゾの高音質を目一杯引き出せる。無論人選と選曲は恐ろしく難しいだろうがそこは色んな人の知恵を借りようや。アンケートでもやってみる?(笑)

更にそのレコーディングをライブでやれたら完璧だ。スタジオライブではない、本番のコンサート会場でのライブでね。次から次へと入れ替わり立ち替わり現れる豪華ゲストの面々。たっぷり味わえるヒカルの生の歌声。一夜限りとはいわないがツアーが出来る訳もないのでプラチナチケットになるのは間違いないだろうな。あわよくば『MTV Unplugged』みたいな豪華でゆったりしたセッティングが望ましい…

……って、今宵もまた妄想が過ぎたようで誠にすいません(笑)。せやけど、実現したら観たいよねぇ?聴きたいよねぇ?買うよねぇ? …ハイレゾのよさをライブ録音で証明するのは技術的にはとても難しいだろうが、仮にうまくいけば「ハイレゾって、まるで目の前で宇多田ヒカルが歌っているかのようだ」という評価が定着するんだからチャレンジする価値はあると思うぞ。