無意識日記々

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わがままではないはずないでしょ

「それだったら初めから受注生産にすればよかったのに」という声が上がるだろう事を見越してムキになってはみたものの、本気で「宇多田ヒカルが不甲斐ない」とこちらが思っている訳ではない。どちらかといえば本人が悔しがってるかもしれないという方が気になる。

とは言いつつも、どうしても1999年あたりの社会現象ぶりを知っているとその頃の感覚が抜けきれなかったりするのがオールドファン。実際はヒカルの納税額が最高だったのは2004年だったりしていやそれはまぁいいんだけど果たして今はどれくらい稼いでいるのやら。

こちらとしてはアルバムの制作費が足りていれば後のことはまぁ流れに任せれとけばいいかなという程度で、ライブをもっといい音響で聴くためには動員数減らないかなとかまで思ったりもする。でもまぁ自分の聴いた横アリのサウンドもまずまず良好だったのでこのサイズで安定してコンサートが催せるならいいかなと。ここから更に人気が出てドームツアーしか出来ない、ってなると迷惑というべきか…あぁでも東京ドーム以外のドーム行った事がないからサウンドどんなのか知らないな。音がよければ遠くてもええわ。

日本語曲ばかり歌ったので大丈夫だとは思うが、世界中で日本の総人口を超える有料会員を持つNetflixで『Laughter in the Dark Tour 2018』の模様が放送されることで海外でのツアーのニーズが高まる事も有り得ない話ではない。サブスクリプションは収益を上げながら宣伝効果もある一挙両得というか加速型メディアだな。今回は兎も角、将来海外ツアーとネトフリサブスクの循環で雪だるま式に海外のファンを増やす事も有り得、となれば海外ツアーの本数も増えて国内のコンサート回数が減少し…なんて展開を妄想するとやっぱそこそこ売れてる程度が一個人としては一番嬉しいかもしれない。わがままだけど。その気になればどこまでも行って観るけど、やっぱりすぐそこで歌ってくれるに越した事はないからね。

まぁそんな感じなので映像商品の売上や収益自体でヒカルを責めたい気持ちは無いと言っていいんでないかな。あとは今の主要スタッフの皆さんが今回の“失態”の処分で傷つかない事を祈りたい。今回は本当に色々と難しかったね。