無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

Hail to World-Wide-Web-"Spy"ders !

ツイッターのフォロワーさんに今回の「レモンだって!」CMのロケ地を早くも特定した方がいらして…! 凄すぎて暫し呆然とした。リアルアスワンツェツェバエ。或いは神話上の架空都市に過ぎないとみなされていたトロイアを発見したハインリヒ・シュリーマンか。何にせよ教訓は「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。」ですな。やってみるもんなんだ…。

これがインターネットの利便性というヤツだ。Google先生のマップだアースだストリートビューだというツールからして途方も無い訳だが、それを利用するとこんなことまでできるという、ね。改めて凄味を噛み締めるなど。

如何にツールが優れていようとその可能性を引き出せるかどうかは使い人次第、というのはRIA所属の2人のアーティストの比較をするまでもなく明らかな事なのだが、ヒカルの場合「げいのうじんのぶろぐ」の先駆者的存在でありながら一方で自らよりも歳上のファンが非常に多くアナクロなツールへのニーズもまた深い、という状況の中でアーティスト活動を続けてきた。

その為、音楽のリリースに関しても常に新しいツールと伝統的なツールの併用、という戦略(というのかどうか)を取り続けてきている。目下の態勢は、ストリーミングに全曲を置きつつも最新アルバムはCDとダウンロード販売で、更にマテリアルのメインとしてアナログとDVDを配置する、という風になっている。

ここまで拡散してくると、リスナーの側の接し方にも幅が出てくるだろう事は想像できる。「アルバムは通して聴いた事が無い」という若いファンが次から次へと出てくるだろう。ある意味、アルバムを素っ飛ばして「曲とライブ」という二極化を携えてヒカルを応援してくれているかもしれない。

で、そういう状況において…という話からまた次回、かな。