無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

ボーダーレスサブスクエラに向かって

@SonyMasterWorks からのツイートで『Face My Fears ・(English Version)』のアクセスが2500万回を突破したとの報。スクリレックスリツイートしてくれていたが、まずまず順調といったところか。肝心のゲームの方の評判が芳しくないらしく、それもちょっと影響しているのかな。

一方でutadahikaru.jpではMusicのOthersのコーナーに『Laughter in the Dark Tour 2018』映像商品のページが出来た。フィジカルの方はDVD/BD扱いだ。元々『In The Flesh 2010』がOthersのコーナーだったので区分けの仕方としては継続しているが、同じ商品がこうやって2つのコーナーに跨がるという所に過渡期を感じる。ファンの動向を様子見、かな。

まだまだ日本ではサブスクリプション/ストリーミングの普及が英米欧ほどではない。この度めでたくブロックしてうただいたなりくんもラジオで「aikoがストリーミングに載ってない」と嘆いていたな。ビッグネームほどストリーミングに打って出るべきな気もするのだがポニーキャニオンさんそこのところはどうなんですかね。

ヒカルは旧作を総てストリーミングに載せていて、日本国内では「前掛かり・前のめり」なアーティストとして認知されている。が、音源のストリーミングですらそういう状況なのに、映像商品をマルチチャンネルで売る・アクセスさせるというのはどこまで成功するのか。かなり実験的な色合いが強そうではある。

寧ろ逆方向に考える事になるかもしれない。フィジカルではCDの方がDVD/BDより金額は兎も角数の上では上回っていた為どうしても音楽リスナーは音源をより重視すると考えがちだが、映像商品がサブスクに載ってくるとなると状況が変わるかもしれない。音楽鑑賞の対象としてのみならず、ドラマやアニメ、映画や舞台中継スポーツ中継などと同様に“テレビ利用時のコンテンツ”のひとつとして音楽の映像商品が扱われるようになるとこちらへのアクセスの方が重視されるようになるかもわからない。

まだその議論は時期尚早だ。けれども今後utadahikaru.jpのMusicのコーナーの区分けがどうなっていくかは、ぼーっとでも眺めておけばいいかもしれないね。