無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

「言い方ァ!」ってヤツだわねw

「ストリーミングとかサブスクリプションとかいうカタカナがイカつい」と前に書いたが、特に"ストリーミング"という言い方は誤解を生んでいるようだ。

ストリーミングというとどうしても「オンライン環境でしか再生できない」と思われがちだ。その為音楽を聴く度ごとに通信量を消費するのに抵抗がある、となる。実際はおうちにWi-Fi環境さえあればそこでスマホにダウンロードしておけば通信量は消費せずに出先で音楽を聴くことができるのだ。

その昔iTunes Storeが出来た当時は1曲150円で買えていたが、その代わりに再生機器が制限されていた。WALKMANに転送しても聴くことが出来ず、iPodでないと聴けなかった。それが今はスマートフォンになったと考えればいいわけだ。なので、再生機器に拘らなければ、サブスクはストリーミングというより「定額ダウンロードし放題」のサービスなんだと思っておいてくれていい。

ここのところの認識がまだ普及していない感じが結構ある。「名付けがよくない」と言うヤツだ。ならばここのところをアピールしていけば…と少し前までは思っていた。ところが、だ。

そろそろ次世代通信システムである5Gがローンチする。もしここでスマートフォンのインターネット接続サービスに「定額通信量無制限」が含まれているようならば、今書いたような議論は必要なくなるんだな。ここらへんはタイミングとしか言いようがないのだけれど。

前に『30代はほどほど。』の時に「3DVRに注目する余裕があるなら5G規格テストに参加した方がよくないか?」などと書いた覚えがある。来年すぐとは言わないまでも、スマートフォンの通信量無制限サービスとストリーミングの普及度は特にこの日本に於いて強い相関を示すのではないか、と踏んでいる。新しいサービスの開始と共に宇多田ヒカルブランドで勝負するのは今までも散々やってきた。まだまだ絵に描いた餅ではあるが、旧来からの夢である「ウェアラブル・ブロードバンド」が遂に実現するのであれば、そこにヒカルの歌を溢れさせる事も可能なのではないだろうか。取り敢えず、次の新曲も『Face My Fears』と同じ売り方をするかどうか、そこをチェックしてからですけれどもね。