無意識日記々

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何語で歌ってようが歳はとるよねという話

なんか自然災害があるとアタマ切り替わっちゃうもんだね。気分は天候に左右されるからか。今日も昨日に引き続き猛暑日だそうです。

『エキソドス』15周年ということは、海外のファンもまた世代交代とかしてるってことか。うちらが『First Love』15周年記念盤を買うときに感じていたような事を海外のファンの皆さんも感じていたりするのかな。

Utada In The Flesh 2010』のビデオを見てもわかるとおり、一口に海外のファンといっても様々で、『EXODUS』から入った人も『This Is The One』から入った人も居る中で、もっと前から、日本語の歌の時点でファンになっている人も相当居て。現地で感じた歓声は『First Love』と『Come Back To Me』で大体同じくらいだったと記憶している。海外で英語の歌を歌ってデビューしてもつまりはJ-popクイーンなんだなと。

今は時代が下って、言語をそこまで気にしたものかという雰囲気になっている。海外のライブやコンベンションでアニソンを日本語のまま熱唱する現地のヲタクたちの映像は見飽きるほど流れてくるし、BABY METALは日本語の歌でウェンブリーのアリーナを満員にした。あれほど「日本人が海外で売れるには英語の発音がネック」と言われてたのは何だったのかというくらい。

まぁ単純にマーケットの違いなんだけどね、その事に気づいていなかったということだ。で今のヒカルは海外のJ-popファンとヲタクたちと、更に現地のpop musicリスナーたちからも支持を得られる可能性を持った歌手ということで結局ポテンシャル自体は日本国内同様非常に高いということになるが、そこに世代の話も出てくる。J-popファンもアニメファンもゲームファンも洋楽(彼らにとっては邦楽)リスナーも随分層が入れ替わった。いや、最後の洋楽リスナーは入れ替わったというよりも上の年齢にシフトしたという感じになるのかな。そうこうしているうちに2020年代、やっと二桁の数字で20年代と言えるかもしれない時代を迎える訳だ。

宇多田ヒカルという確立したブランドをこれからどうしていきたいのか、今後はUtada Hikaruとしての活動も視野に入っているのか。気になるところだが、パイセンの回答が遅れているのは脳みそが英語寄りになってるからとかではないよね?とふと疑問に思ったからそんなことを書いてみた。果たして次のアクションは何色なのだろう。のんびりゆっくり待ちますかね。