無意識日記々

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なんなん姫がお酒こぼして拭く師走

へー昨夜のメリクリツイート、14万いいねか。これだけバズったのは2月の『歌姫ってなんなん』以来だな。クリスマスツイートなんて当日限りのものだろうから瞬発力では今年一番だったってことね。─つくづく、変なの!(笑)

21年前を振り返れば、当時はそもそもWebで自分の言葉で発信するアーティスト自体が珍しく。TwitterFacebookはおろか、blogもまだなかったからね。Instagramなんて以ての外。あんなん表示させるだけで何十分もかかるよ。ダイヤルアップだったんだもの。勿論携帯電話でも画像表示できる機種は限られていて、基本テキストのみでありました。今は昔。

そんなだったから当時の宇多田ヒカルさんは注目度ナンバーワンも相俟って、日々スポーツ紙では『Message from Hikki』が記事になってた。「書いてあるの引き写すだけとか随分安直な記事だな」とか思ってたんだけど、今やそれが主流というか普通というか。そろそろ有名人のSNS注目発信を纏めたニュースサイトが出来てもいいんじゃないのとすら思う程。

相対的にはヒカルへの注目度は下がっているし自分の言葉で発信する人は有名無名に限らず山程いらっしゃってくれるので今は日々消費される中でそれとなく過ごして居ればいい程度なんだけど、それでも大したことないメリクリツイートがバズるというのは潜在的な注目度というか知名度に相当なものが残っていると推察され。今でもなんかやったら20年前の喧騒をまた呼び起こせるポテンシャルはあるのかもしんないね。

既にファンになってしまった人間としては騒ぐのはほどほどにしといて貰って新しい曲なり何なりをじっくり味わわせて貰えればそれでいいのだしヒカルを煩わせたりするのは極力避けて欲しいなーなんてワガママも言いたくなるのですが、それのお陰で新しくファンになってくれる若い人たちが現れてもくれるので痛し痒しといったところ。どうしたって種々の醜聞と隣合わせに取り上げられてしまうのでげいのうじんの一味と思われてしまいそうなんですが、そこは常に歌う事で挽回していくしかないでしょーね。

出来るなら年明け早々に新曲を発表してうただいてそれに関するツイートがバズってくれるのがいちばん有難いんですが、仕事関連のツイートってどーしても反応が薄くなっちゃうのよね。ほんと遣る瀬無いぜっ!