無意識日記々

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ちょっち待っちプレイバック

鬼滅の刃」のコミックスがまだまだ凄まじく売れてるらしく。今も「きめ」まで打ったら変換出て来たくらいのえらい勢い。そこまで割り込んでくるんだ。アニメやってたの去年の今頃だったのを考えると持続力もとんでもない。

これはもう、有吉弘行言うところの「バカに見つかった」級のブレイクなのだろう。このフェイズに入ると同調圧力が掛かる。コンテンツの内容如何に関わらず「自分の所属してるクラスタにおいては知っておかないと不味い作品」になっているってこった。この段階で入ってきた人達の作品評は概ね無視してよい。というか、そもそも「作品評」なんて活動をしない層なんだけどね。

ヒカルさんも20年前の今頃はこのフェイズに囚われていた。いや勿論楽曲毎に売上に差はあったのだけれど、少なくとも「宇多田ヒカル」という名前と彼女の歌は1曲くらいは知っていないと不味かった。今考えると物凄く遠い昔の遠い国の出来事のようだけれど、年寄りにとっては昨日の事のよう。

今はその意味で有吉弘行言うところの「バカ」の相手をしなくて済んでいるので非常に有り難い。「鬼滅の刃クラスタの皆さんは「バカ」の相手で疲弊している頃だろうか。人間そうやって学んでいくのですよ、ニンニン(`・人・ ´)

当然、かどうかは今の御時世わからないけれど、第二第三第四のブレイクがいつヒカルにくるかわからない。サザンなどは最大のヒット曲「TSUNAMI」をリリースしたのはデビューしてから20年以上経ってからだ。DAPUMPの「USA」もデビュー21年目とかかな。ヒカルがこれから最大のヒット曲を出しても特におかしくはない。

なお海の向こうでは、例えば英国のヘヴィメタルバンド、ブラック・サバスがデビュー43年目にして初の全米一位を獲得したりとかあるのだけど、まぁメタルクラスタの人しか興味無いか。

そんななので今度「バカ」に見つかった時には我々も今の鬼滅の刃クラスタの皆さんみたいに疲弊しないようにしないといけないだろうね。皮算用もいいところですけども。1999年よあの頃をもう一度、プレイバックPart2、バカにしないでよ〜じゃかじゃんっ!といったところですかね。志村けんも偉大だな。ヒカルさん、また山口百恵のカバーをしてくれてもいいのですよ〜今歌うにはちょっと歌詞が合わないかもしれないけれどね。あの人21歳かなんかで引退してるもんなぁ。我々は、本当に恵まれているんだぜ。