無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

暇を持て余した神々の“遊び”。

ロンドン封鎖されてるっぽいけど、ヒカル親子は大丈夫なんかねぇ? 普段通りの生活は送れてるんでしょうか。

塞ぎ込んでいても始まらない。ポジティブな事も考えよう。その昔欧州で黒死病ペストが大流行した時にはアイザック・ニュートンが引き篭ってあの偉大な業績の礎を築くべく研究に没頭した、という話がちょこちょこ出ている。全世界的にミュージシャンの皆さんはツアーが延期・中止になって暇してるだろうからその余ったエネルギーが創作に向く割合はかなり高い。ヒカルさんも、別にツアーの予定はなかったとはいえ、例外ではないだろう。

逆に、ロンドン在住ならオーディエンスとしても暇になったかもしれない。前もカマシ・ワシントンのライブに行っていたとInstagramの投稿があったが、ロンドンには世界中からミュージシャンがやってくる。小さなライブハウスから伝統的なシアター/ホールまで規模も大小様々だ。日本みたいに顔バレしないし、ヒカルもいろんなコンサートに赴いていたのではなかろうか。

観に行くライブもなくなったし、部屋に引き篭る理由は鉄壁だ。ただ、お子様ですよね。おうちにずっと居るとなると、そうそう仕事に打ち込めるかというとねぇ。そこはやはり、『ぼくはくま』のように即興で童謡を創作して我々に還元して欲しいもんだが。

こういう時に世界情勢に目を向けた曲を作るのか自分の内面に降りていって集中した曲を作るのかもみものではある。或いは、そのどちらともとれるような……? そりゃ伝統的に“セカイ系”って言われるヤツだーね。実存的不安を世界の危機に読み替える方法論。お話なら実際に世界を危機に陥れられるが、音楽で表現するとなるとどうなるやら。……って、それエヴァの主題歌ですよね。もう書き上がってるだろうしレコーディングも終わってるだろうけど、仮に6月下旬封切がいろんな影響で延期になったとしたら、庵野総監督と宇多田ヒカルプロデューサーなら「時間が出来た」と言ってギリギリまで手直ししかねない。何がどう転ぶかわからない。こんな時だからこそいいこと考えとこーぜ。