無意識日記々

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視聴者数1000万人以上なのねぇ

ドラマ「美食探偵 明智五郎」の第3回までの視聴率推移は10.0%→8.6%→8.6%ということで、お試しに初回で見た人8人中7人が視聴継続判断、という状況かな?最近の地上波実写ドラマの状況とかよくわかんないけど、極々優等生という感じでよろしいか。

『Time』もショートバージョンが公開されたっきりで、そんなに話題になってる風でもない。寧ろ、『自宅隔離中のヒカルパイセンに聞け!』が話題になることで『Time』への注目度が上がったりしないかなという期待の方が大きくなってきそうだがそこのところはどうなのだろうか。

というのも、視聴率8.6%って人口換算すると1080万人余りなのだ。どれだけインスタライブが話題になっても総視聴数はせいぜい10万人が関の山だろう。勿論、今放送されてる番組幾つかのうちから選ぶ地上波テレビとわざわざやってくるインスタライブとで熱意の差はとても大きいのだが、平均して100倍とかになるとまではなかなか考えづらい。やっぱりテレビドラマのエンディングで歌声が流れるプロモーション効果はデカいのだ。

ネットで地上波テレビ並のプロモーション効果を出すにはバズるしかなく、バズるには炎上がいちばんの近道だ。ヒカルさんが『自宅隔離中のヒカルパイセンに聞け!』で極端な爆弾発言とかをしてスポーツ紙にでも取り上げて貰えれば地上波テレビ並の影響力が出るかもしれないが、流石にそいつぁ嬉しかねぇよなぁ。ネットでパイセンが叩かれまくるとか。

あの『歌姫ってなんなん』発言ですら14万いいねに留まる。ツイート自体を読んだ人数はせいぜい100万人〜200万人といったところか。こういうのはプロモーションと関係ない話なので盛り上がる訳で、楽曲と紐付られるとどうにも伸びない。商売の匂いが漂ってきた途端に日本人は醒めるのだ。

だけど、今はサブスクがある。有料と無料の間の溝やら壁やらは深くて高いのだが、あんまり商売の匂いをさせずになんだかんだでアクセスさえしてもらえればお金になるものなのだから、ヒカルの名前がネットで取り上げられる事の意義は大きい。特にSpotifyの無料登録者は結構な数に上ると推測されるのでとにかくそこのリンクをタップさせるところまで行けば結構な成果に繋がる可能性が出てくる。

もう殆ど枯れ切ったオールドメディアではあるが依然巨大な地上波テレビと、新進気鋭というにはかなり定着してきたSNS&サブスクのコラボレーション、どちらがどれくらいアーティストの新曲リリースへのリーチに貢献するか、ちょっと今回は見ものかもしれない。

これが視聴率15%を超えてくるドラマだったら2000万人規模となってなかなかネットの影響力が見えづらかったかもしれないが、視聴率8%以下〜1000万人を切ってくるようだと100万人程度の規模で影響力があるかもしれないネットの力が目に見えて大きくなってきそうだ。故に『自宅隔離中のヒカルパイセンに聞け!』のアクセス数がどれくらいになるかで新曲へのリーチがどう変わるか、だわな。そもそもパイセンは新曲のアピールをするかどうかからまだわからないのだけれど(こんな心配他のミュージシャンだと有り得ないよねぇ(笑))、そこらへんを見て行けたら面白いかなと思います。

なおいちファンとしてはそういうのは一喜一憂の対象ではなくある意味野次馬的興味なので「へーそんな反応になるんだ」以上の感想にはならないとは踏んでるんだけどね。さてさてどうなりますやら。