無意識日記々

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『Time』解禁タイム間近

『Time』について妄想を展開できるのも今日で終わりか。切ない。と言っても今回はランニング・タイム表示のお陰で音源の7割方が聴けていると判明している為既に妄想展開余地が少ない。というか、今聴けてる分で完成品でも全く問題ないよねこれ。

もうひとつ切ないのは、ドラマ「美食探偵 明智五郎」を観るファンが来週からごそっと減ることかなー。第4話も視聴率8.5%とほぼ横這いで健闘しているのだが。まーしゃーないか。ドラマの出来がいいと知ってるのは寧ろ原作を読んだ人でね。原作漫画に足りないところやわかりにくいところを上手に補完し、テレビの尺に合わせる為に様々に継ぎ接ぎをし、役者の持ち味が活かせるように改変し、あの手この手でテレビドラマの体裁に仕立て上げている。その中で『Time』が毎度美味しいところを持っていく。第4回では中盤にピアノバージョンも流れた。どうやら(いつものように)サントラに収録されるようだ。主題歌として十分な待遇である。

なのにこうやってフル解禁されると、まぁ観る人減るのかなーと。来週の視聴率が落ちたとしても、分析としては第4回の猟奇的な場面に拒絶反応が出たせいになるとは思うものの、『Time』発売ははてさてどっちに転がるのやら。

実際、ドラマと関係なく明日からラジオなどでも『Time』が流れるようになる訳で、今回はライト層の反応がちょっと知りたい。今30代後半以上の、所謂“昔の宇多田ヒカルを知っている層”への訴求度ですよね。ここがどうなるか。

2019年も全世界的にサブスクリプション・ストリーミング・サービスが好調で、業界全体の収益が2003年頃の水準に戻ったというニュースがあった。2013年に底を打った商業音楽業界がそこからサブスクで盛り返してきたのだと。この大きな流れはあと5年位は変わらないとみる。ヒカルもサブスクで新曲即解禁となる筈だ。いや勿論あたしはダウンロード販売でも買うのですけれどね。

ストリーミングとダウンロード販売の大きな違いは「ライト層の動き」な訳で、『Time』のようなわかりやすい曲はサブスクで伸び易いと思うんだが如何だろうか。今回辺りから梶さんも、サブスクでの好成績を材料にして第二第三のアナウンス効果を繰り出してそのまま3週間後の『誰にも言わない』に繋げたいと思ってるんじゃないかなと私は勘繰っている。どうだろうな。

って、そういうのは楽曲周りの予想だな。楽曲自体の妄想はやはりアウトロについて、だ。あのまま何も起こらずに静かな感じでフェイドアウトしていくのか、それとも激しいアドリブがあるのか。あと40秒くらいしかないのでそこから新しいパートを入れていくのは結構難しいんだよな。そこらへんの予想を封じる意味でショート・バージョンに最初からランニング・タイムを表示させていたとしたらなかなかの策士である。「宇多田ヒカルの楽曲はフルコーラスを聴かないと真髄がわからない」というのが定説になりつつある現段階で曲の長さを先に伝える事で想像力をコントロールしているとしたら、ね。

『Distance』アルバムの頃を思い起こさせるのが意図的であるならば、楽曲の終わりに笑い声とかが入っている可能性も、あるかな? シングル盤版の『Wait & See 〜リスク〜』とアルバムの『HAYATOCHI-REMIX』には最後に笑い声が足されていた。ああいう感じ。笑い声じゃなくても、ヒカルが静かに呟く話し声とかがあってもいいかもねぇ。何しろカップリングとかがないから『Time』は1曲で何らかのまとまりを示さないといけない訳で、ただのフェイドアウトだと物足りないかも。まーそれは今だから言える事か。もう判明している部分だけでクォリティ保証は完了しているのだから、あとはリラックスして解禁を待ちますわね。感想はまた明日っ!