無意識日記々

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紫菫の花言葉は貞節と愛

早朝から地震で目が覚めてもうた。被害は皆無或いは軽微なのかな? 阪神大震災が同じく早朝だったので、早い時間帯の揺れはそれだけで緊張しますわ。

そしてやっと「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」劇場版の日取りが確定したとの報が。9月18日からか〜。いやはや、当初の予定より半年延期で公開なら御時世を考えれば御の字かな。傑作は保証されているので後は無事に観るだけ。まずその日まで生きねばなのだわさ。

先日、6月19日に発売になったPS4用ゲーム「The Last Of Us Part 2」の動画をYouTubeで観たのだが、PS3時代の前作から更にグラフィックがパワーアップしていて、最早昨今のゲームCGは実写を加工処理したものと変わりがなく、このままだとヴァーチャル・キャラクターが手塚治虫スターシステムで役者として彼方此方のゲームに出演して活躍するのが普通になりそうな。多分、今Vtuberと呼ばれてる人達(?)も同じく役者デビューしていくんじゃないですかねぇ。最早お芝居は実在も非実在も無関係になるのか。舞台上でもAR的なアバターが実在する役者と共演したりね。演出家にとっては新たなアイデアの源泉になりそうで、それは結構楽しみかもね。

一方その「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の方はといえば、確かに抜群に作画は精緻なのだが、例えば新海誠が実写ベースの美意識で大ブレイクしているのに較べると、もっとアニメーションの伝統といいますか、アニメならではの表現手法を突き詰める方向で進化しているように見える。実写っぽさより、アニメーションの言葉で叙情表現を織り成して物語を紡ぐ独特の方法論。その現段階での究極がこの京アニの最新作という訳だ。アニメーションの可能性を探訪し続ける宮崎駿ともアニメーションの限界に挑戦し続ける庵野秀明ともまた違う、そういったメジャー資本とは別の文脈の文化の結晶。やっと映画館で観れるとなると感慨深いですよ。

で今名を出した庵野秀明が目下取り組んでいる最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の主題歌を担当しているのが宇多田ヒカルで……という話は来週以降のつもりだったんだが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」劇場版のニュースが嬉しくてついつい今日書いてしまった。次回どの話をするかさっぱり自分でも見えていないぜ。ありゃりゃのりゃ。