無意識日記々

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Had it never ever happened for EVA ?

今朝の地震では大怪我を負った方がいらしたそうな。被害は皆無か軽微かなどと軽々に書いてしまい申し訳ない。心よりお見舞い申し上げます。

余談だけど、現在地震の震度は弱い順に「0,1,2,3,4,5弱,5強, 6弱,6強,7」と定められていて、震度5や震度6は存在しない。昔はあったけど1996年の改定で消滅したのでした。豆知識。

で、話を戻そうか。

そうなのだ、もうひとつの世界線では明後日「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が公開になる予定で、何だったらきっと新宿バルト9で明後日午前零時から最速上映が始まっていて、それと同時にインターネットでは宇多田ヒカルによる同作の主題歌が公開されていた筈なのだ。少なくとも、その予定で進んでいた。(かどうかはわからないがその可能性もあった、と言うべきか)

一体、本来はどういうスケジュールだったのだろうか。5月8日に『Time』を発表し、5月29日に『誰にも言わない』をリリースした上で更に明後日に新曲を出していたのだろうか。そんな事になっていたら身がもたなかったな。もっとも、そちらの世界線ではきっとインスタライブは無かっただろうから、そこの所は割り引いて考えないといけないのだけどそれにしても、だよ。2ヶ月足らずの間に超強力な新曲3連発とか明らかにこの日記を殺しに来てるよね。ホント、本当の所はどうだったのだろう。いつかインタビューで訊いてみたい。或いはまたインスタライブがあったらそこでパイセンに質問したいわね。

前も少し触れたかと思うが、ライブ感を重視する庵野総監督の事だから、感染症禍という、酷い言い方をすれば“美味しい”出来事があってそれを作品に反映させない筈がない。或いは逆に、以前から既に作品にパンデミック的なアイデアが盛り込まれていて、それは余りにあんまりなんでそこを取り除かなくてはならなくなっているかもしれない。そんな推測をさせる彼の作風からしたら、ヒカルが主題歌を書き直したり歌い直したりした可能性もあるかもねという話だった。

万が一そんな事になっているとするならば、その「幻の主題歌」と「実際の主題歌」の両A面シングルなんていう空前絶後なリリースまで妄想してしまいそうになるのですが、でもきっと、ヒカルの事だから、状況が動けば動くほどより作品に相応しくなるようなマジカルな曲を書いている気がするので、私は今のところ「書き直しなどはせず、出来上がった主題歌がそのまま使われるだろう」という予想を立てている。一応オフィシャルにはエヴァンゲリオンシリーズ最終作品になるのだし、ヒカルの気合いの入れ方も、半端ではなかっただろう。寧ろ、聴いた庵野総監督に発破をかけるような強烈な楽曲が出来上がっているのではないか。何しろ、アナタ、『Beautiful World』と『桜流し』の次にくる曲なのですよ? とんでもないものに決まってるじゃないですか……。

緒方恵美Twitterによれば収録はあらかた終わっているようだし、もうそんなに変えてくる事はないのかもしれないけれど、いやはやまだまだわからない。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のように公開日が決定するまで、油断せずあらゆる可能性を警戒しながら心待ちにしていたいと思います。