無意識日記々

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Change Your Fears ?

『COLORS』を3年半越しで『ULTRA BLUE』に、『桜流し』を約4年越しで『Fantome』に収録したヒカルだから『Face My Fears』はほぼ確実に次のアルバムに収録されるだろう。『Face My Fears』、『Time』、そして『誰にも言わない』か……既に物凄く分厚い布陣だな。

で、その『Face My Fears』だが、果たしてあのミックスのままでアルバム収録されるのだろうか?という疑問が私にはある。例の“干渉”の話もそうなんだけど、Skrillexサウンドがアルバム全体で浮きやしないかという懸念を感じたのだ。単体で聴く分には何ら問題ないのだけどね。

今までのアルバムに関してはそこまで極端な「アルバム・バージョン」が収録された事は結構少ない。『First Love』で『Automatic』が“Album Edit”に、『B&C』が“Album Version”になっている他は、クレジットのない『Wait & See ~リスク~』で笑い声が消えてるとかそういう気づかない程度の改変に留めている。単純に、過去に完成させた楽曲に手を入れれる程スケジュールに余裕があった事がない為だと思われる。(と私が勝手に思っている)

いちばん大きく変化させてアルバム収録した曲といえば『はやとちり』か。『HAYATOCHI-REMIX』としてかなり違う曲に生まれ変わった。これを『DISTANCE』と『FINAL DISTANCE』のような関係と捉えるか、『Flavor Of Life』のオリジナルとバラードのような関係と捉えるか、人によって見解が多様になる所だと思うが、執筆者個人は、『Face My Fears』については『HAYATOCHI-REMIX』から『はやとちり』を生むような変化をもってアルバムに収録する可能性があるんじゃないかと踏んでいる。つまり、平たく言えば、賑々しく人工的なサウンドから落ち着いたオーガニックなサウンドにしてアルバムに馴染ませるのではないかなと。

とはいうものの、『Time』と『誰にも言わない』の振り幅を考えると、アルバム全体が『Face My Fears』がそのままで馴染めてしまう作風に落ち着く可能性もあるんだよな……。まぁ、まだ3曲では何もわからないわね。ヒカルもまだまだ見えていないだろう。取り敢えずそういう視点も持ちつつ楽しみにしているということでひとつ。