無意識日記々

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あてずっぽ

そんなに見映えが美しいんだったらお芝居やっても映えるんじゃないのヒカルさん??とついつい思ってしまう。『Fight The Blues』でも『女はみんな女優』と歌っているのだし、『HERO』じゃカメオ出演をOKしたじゃない? やったらやれると思うんだけどなぁ。

なんて言ってる私だが、落ち着いて観ていられる気は全くしない。映画やドラマの中でヒカルさんが悲しんで泣いてたりしたら正気じゃ居られないのでは。役者になった娘の演技を見た時の頭のネジが外れた親バカクレイジーみたいな事になると思う。おはなしだってば。

そうなのよね、演技力の心配というより、何の役をやったらハマるかというのがよくわからない。お話の中の人物というのは過度に理想化されていて、現実には居そうもないスーパーパーソンだったりするのだけど、ヒカルさんがそもそもそれですよね。演技をするにあたって、常に人間としてダウングレードするというのはどうなんでしょうか。美人女優が冴えない女の子を演じるのは定番かもしれませんけれども、それでもねぇ。

もしかしたら宇多田ヒカル役しかやれることがないのでは? しかし、それをするとドラマがあっという間に終わってしまいそうでな。恋に悩む主人公の女の子の相談相手になる親友役として出たとしよう。相談が的確過ぎてすぐに主人公は適切な行動を取れてしまい瞬く間にハッピーエンドを迎えそうで……面白いかこれ?(笑) まーそれは言い過ぎにしても、なんだろうね、結局「今持ってる才能よりも“持ってない”人間になる必要がある」気はするねぇ。

となると、そこはあっさり認めてしまって本人役で次から次へと難事件を解決していくそういう役柄ならやってみてもいいんじゃないだろうかなという結論に、なるかな。毎回全てが一件落着したあとは一曲ライブで歌うサービス付きで……って、なんだこのシチュエーション・コメディ……。

どちらかというと、コントに取り組む喜劇役者の方が似合ってる気がしてきた……いやそうなると既に『Laughter In The Dark Tour 2018』で又吉直樹と一本撮ってるやんね……あれは本人の資質を見抜いた上でのオファーであったか。だったらまたやってもいいんじゃあなかろうか。相性というのはあるかもしれないが、喜劇やコントであれば「役者:宇多田ヒカル」もアリかもしれないなと思うのでありましたとさ。