無意識日記々

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SNS疲れした貴方に

アップルが「Apple One」のサービス準備を着々と進めているというニュースがチラホラ。来月のiPhone12と同時に発表という風に記事には出ていた。Apple Musicのみならず動画をはじめとした他のサービスも含めたサブスクリプション・サービスになるだろう、とのこと。

実際、ユーザーからしてみれば、スマートフォンタブレットで消費する以上音楽だからとか映像だからとかで区切られるより、メディアミックスまるごと消費できる方が理にかなってるケースも多い訳で。無料であればそれはchrome等のブラウザで視聴すればよいけれど、有料になるとあっちこっちいかないといけない。プラットフォームが統合されてくれてれば有り難い。

イメージとしては、例えば今あるutadahikaru.jpがそのまま有料版になれば、今はYouTubeにビデオクリップが置いてある曲にだけリンクがあるところを、全曲がそこから飛ぶことなくフルコーラスで聴け、歌詞も読め、クレジットもチェックできて、関連インタビューとフォトセッションにもアクセス可能で、映像作品もそこで観られるような、要はページがメディアの種類(音楽、映像、書籍、ゲームetc.....)で分けられるのではなく、人やキャラクタ、コンテンツなどで分けられて提供されたら便利だなと。utadahikaru.jpのフォトギャラリーをスライドショウしながら全曲シャッフルとか、今まで自分で誂えないといけなかった楽しみ方もすぐ出来るようなね。

勿論、「Apple One」がそういうサービスになるという話ではなくて。提供の仕方を消費者側のパースペクティブでみたらこういうのが理想だろうな、という。

出来ればそのままSNSで消費を共有出来るようになればいいのだが、寧ろコンテンツによってはSNS疲れから逃れる為のものもあるかもしれへんね。そこにアクセスすると自動的に全通知がストップするような。情報の消費に疲れた時に何をするか。眠る食べるには勝てなくても、そこで癒され得るコンテンツがあればそれはそれでよさそう。宇多田ヒカルというアーティストは、そういうのに向いてそうな気がしてなぁ。SNSでの言及は差程多くないのに曲はたんまり聴かれてるとか。現状はそんなデータはないだろうが、アーティストとしての特性を活かせるメディアを選んでいけるのもまた必要なことだろう。ヒカルは、更に、その特性が日々年々変化していくだろうから、それに合わせてプラットフォームも考えていかなくてはならないかもしれない。でも結局は、歌って聴かせるという基本は変わらないので、そこでのストレスさえ削れててくれればいいような気もしますね。基本はSimple And Clean, Easy Breezyなのですよ。