無意識日記々

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みんなとつながる。『あなた』へつながる。

「SING for ONE ~みんなとつながる。あしたへつながる。~」というタイトルのコンピレーションアルバムが10月14日目に発表されるそうな。6月に1ヶ月間配信されていたライブ映像オムニバス「SING for ONE」に楽曲提供していたアーティストたちを中心に15組15曲。ヒカルは『あなた』を1曲目に提供している。動画の順番そのまんまかな?

これが『Laughter In The Dark Tour 2018』の『あなた』のCD音源化だったらちょいと色めきたったが、この様子だと『初恋』収録のスタジオ・バージョンのようだねぇ。明記はされていないけれど。とはいえ、コンピレーションなのでリマスタリングはされているだろう。音量調整程度かもしれないが、コレクターマニア諸氏はきっちりゲットしておいた方がいい、のかな。最近はそんなにCD自体を生産していないので、発売後すぐに廃盤まではいかずともなかなか現物にお目にかかれないケースが増えていて、あとから手に入れようと思っても難しくなってる事もあったりする。レアアイテム化してるんですねぇ。

既に『初恋』のCDを持ってる人にはそんなに魅力的ではないかもしれないが、参加15組のラインナップをみて「豪華だなぁ」と思う人には手軽な一枚になりそう。もっとも、全部スタジオ音源ならストリーミングでプレイリスト作れば事足りるような気もしますが。どうなんでしょうね。

しかしまぁ。配信の時点でもそうだったんだけど、こういう企画で一曲目を任されるというのも、キャリアを考えれば当然とはいえ、改めて他からの目線でも別格なんだろうなぁと再確認するしかなく。しかも『あなた』というまだ二年余り前の歌なんだもんね。昔の代表曲ではなく今の代表曲でいけてしまうところが現役感の強さよな。もっとも、ソニーからのリリースだからソニー時代の楽曲を選ぶのもまた当然ではあるのだけれど、他のベテランたちが軒並み懐メロヒットパレード状態なのをみると、あれこれ宇多田ヒカルって

浜田省吾渡辺美里鈴木雅之の方じゃなくUruやLittle Glee Monsterのカテゴリの方に入れられてるのか?と思わなくもない。…言い過ぎか。(笑)

とはいえ、こういう事例が積み重なる事で、ファンの人にもそうじゃない人にも『あなた』という曲のポジションが認知されていく。最初この曲を聴いた時にこんな風になるだなんて全然予想出来てなかったな。『花束を君に』とかもだけど。ヒカルのことを過小評価してるというよりも、リスナーのことがわかってないのかもしれないなー俺くん。