無意識日記々

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「その人の居ないその人の部屋」

カラオケ・バージョンをはじめとしたインストを聴いてると「その人の居ないその人の部屋に来た」みたいな感じがして大変いい。『In My Room』なんて特にダイレクトに効果的だ。TV MIX万歳。

ほいで、他の曲だと『WINGS』とかでもそれを感じてみたいな、なんて思ったりも。『First Love』同様、『ULTRA BLUE』のTV MIX ALBUMも作るべきだよね。

『WINGS』のみならず『日曜の朝』もいいな。カーテンの開かないままの部屋で、居るはずの二人が居ない感じ……悪くないぜ。やはり『ULTRA BLUE』のTV MIX ALBUMを作るべきだ。

『Passion』もいいな。これは大きな木の下で老人が若い頃を振り返るという設定の歌だが、インストで聴くと青空と大きな木はあっても老人がそこに居ない感じがしそう。いやこれも風情があっていいねぇ。やはり『ULTRA BLUE』のTV MIX ALBUMを作るべきだ。

同じく『ULTRA BLUE』に収録されている『Making Love』でもインストをそのように解釈してみると……って、二人がヤった後居なくなった部屋とか別に要らんわ!(笑) この曲はTV MIX別にいいかな。(冗談ですよっw)

でも、『Naked Love』、間違えた(笑)(どんな間違いやねん)、『Making Love』については、インストより続編みたいなものが欲しいかなと思ってるんです。

というのも、歌詞の最後がなんかちょっと謎めいているというか曰くありげというか。

『私を慈しむように

 遠い過去の夏の日の

 ピアノがまだ鳴ってるのに

 もう起きなきゃ

 

 ..─ジーッ_. 』

この歌、「親友の引越しを祝う歌」な筈なのに、ここだけ全然関係なくない? 何なのコレ? でも、めっちゃ好きなんですよこの部分。夢と現(うつつ)の狭間を捉えた感じがして。ここ、なんかヒカルが具体的なエピソードを持ってる気がしてるんだよね。なので、ここの部分をもう少し掘り下げた歌が聴けたらなぁ、って昔から思っているですよ。なんか、『Good Night』あたりがそれに近いような感じもあるんだが、はてさて。ヒカルさん、その辺りも来年発売になる(と私が勝手に言いたがってる(笑))『ULTRA BLUE 15th ANNIVERSARY DELUXE EDITION』収録のインタビューで語ってくれませんかねぇ? 制作当時の裏話的ポジションで。実現したら凄く嬉しいんだけど、ま、今は新曲と新作ですわな。周年記念盤はまた活動がoffになった時期でよろしかろうもん。