無意識日記々

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在外投票するんだね

ビリー・アイリッシュが「政治について語ることほどやりたくないことはない」と語っている記事を読んで笑った。それでも語らないといけないということだそうな。

自分が過去三年余りで見てきた範囲でしかわからないが、ミュージシャンの間ではドナルド・トランプの評判は頗る宜しくない。勿論、テッド・ニュージェントのような熱烈な支持者も居るには居るが、リンキン・パークが音楽の無断使用に腹を立てていた事とかみたいに「音楽に関わってくれるな」というのを当事者たちからよく言われていた気がする。

アメリカ国内でならまた違うだろう。カントリー・ミュージシャンにはトランプ支持者が多そうだが、アメリカのカントリーなんて日本ではなかなか流れてこないしな。ガース・ブルックスマライア・キャリー並に売れていると聞いても殆どの日本人は「そもそもそれ誰?」だろうし。なお彼はトランプ支持者ではないみたいだが詳しくは知らない。

ヒカルが米国大統領選挙についてコメントしたのは、結構驚いた。珍しく火中の栗を拾いに行ったなと。なお二重国籍云々を言ってくる人には1983年生まれだから問題にならない、と紋切り型の返しをしてやり過ごそう。日本政府の対応が1985年を境に切り替わったということなので。実際のところどうなってるかなんて誰も知らないのだしそれでいい。という訳で、ヒカルは当該選挙権を持っているのだ。

こう言及したからにはヒカルは「もうトランプには懲り懲りなんだろうな」というのが私個人の見立てである。ヒカルは300万フォロワーの立場上最近は結構穏当な発言が多いが、その政治的立場(というのがあれば&そういう話をしたければの話だけど)は極めて明確であり、自国主義の大統領(候補)などハナから視界にも入らないだろう。だからといって対立候補を支持しているかと言われたらそれは知らないが。コスモポリタンとして生きているヒカルからすれば、国境を濃くしたがる人間に賛同できないのは当然の事だ……

……あんまり深入りしたくない話だな。ビリー・アイリッシュの心境に共感・同情するよ。これくらいで切り上げておこう。ほんと、政治の話って時間の無駄だよねぇ。あーやだやだ。