無意識日記々

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老いる交歓の時機

尾田栄一郎の体調が心配でね。感染症禍下で月一回休載に加えて最近は体調不良で休む事もある。何より、絵に高揚感が薄いのが気になる。結構無理してるのではないか。新世界編に入る前に1ヶ月ほど休んだけど、ここらで1年くらい纏めて休んだらいいのに。もう記念すべき第1000回も目前だし。

ほんに、こういう20年勤続してるクリエイターが疲弊しているのを見ると、2011年から思い切って音楽職から離れたヒカルはええことしたなぁと思う。6年半は流石に結構長いけど(笑)、今後も折を見てこういう長期の休みを挟んでいってもいいような。

少子高齢化を見据えて、老齢世代の労働能力や機会が問われる社会になっている。若い頃に無理して働いて早めに老後を迎えて介護のお世話になるよりは、細々とでもいいからQOLを維持して末永く元気に暮らした方が……。

安室奈美恵のファンはどう思っているのかなぁ。何しろダンスと歌で押し切るスタイルなので、実働25年で引退と言われればそれはそれで理にかなってたとも言えるし、結構難しい。

ヒカルが気にすべきは寧ろ、ファンが死んでいく事の方かもしれない。死ぬ迄に一度でいいから生のヒカルが観たいという人は結構まだまだ居るのではないか。抽選でしか観れないコンサートも多かったし。それを考えると、ある程度長期間に亘って定期的に……5年に1回くらいはツアーが出来ればいいかなぁと。

勿論本人の生活と健康が第一でね。寧ろ、社会の方が変わらないといけないのかもしれない。コンサートともなれば気軽に仕事が休めるような社会に。それが定着すれば、貴重な機会を逃す事も減るだろう。アーティストにばかりあれしろこれしろと言うのもバランスに欠ける。リスナーの方も変えれる所は変えていくべきだろうな。

少子高齢化社会ということで、昔からヒカルのコンサートには託児所が設けられていてそれが嬉しかったという声も聞かれたが、今後は老齢世代の方々にも利用出来るようなコーナーが必要になってくるかもね。コンサート自体も、二時間立ちっぱなしや座りっぱなしを改善できるようなプログラムにしていくべきかもしれないしな。まぁ、二部構成にして合間に休憩を入れる、くらいしか思いつかないけど。

アルバムの内容やコンサートの音量が激しいものになったとしても、活動ペース自体はのんびりぼちぼちほどほどでいい気がする。というか、コンサートが激しいものになるなら余計に休みは必要だよね。若いファンも着実に増えている一方で長年のファンは確実に齢を重ねている訳で、そういう声も届けていく時期なのかもしれないな。