無意識日記々

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お茶で口漱ぎ鼻唄の流れに枕す

また欧州で感染症禍が増しているらしく、独仏は再度ロックダウン状態になったとか。このままだと英国、ロンドンも時間の問題だろうかな。

ヒカル&ダヌパ親子への影響は如何程のものなのか。さっぱりわからないが、ヒカルは自らの工房(だよね自宅の仕事部屋って)である程度制作を続けられるので限定的になるかな。

自宅のお布団の中に潜り込んで鼻歌をMDで録音してでも曲作りは出来る人なので、感染症禍下でもそのまま続ければいいだけ、というのはまさにその通りなのだが、ピンチをチャンスに変えるという意味でも、ここで更にコラボレーションを増やすという手もある。

というのも、ロックダウンになると、自宅に居るミュージシャンが増えるからだ。となると、オンラインミーティングでとっ捕まえられる可能性が増している筈である。普段ならば夜な夜な飲み歩いている人達も今なら一緒に仕事がし易いかもしれない。ロックダウンでコラボレーションが増えたら逆説的でなかなかにこそばゆい。

ここ10〜20年くらいでアメリカのヒットチャートで「共作」が随分増えたのもインターネット環境の整備と無縁ではあるまい。当のヒカルも2009年にリリースした『This Is The One』をリリースした時にプロデューサーのSTARGATEの二人とは殆ど会っていないと言っていた。そんな状況でもアルバム一枚出来上がるのだから、今ならもっと期待出来るだろう。

一方で、気分の面。皆が巣籠り状態の時に響く曲調や歌詞は何なのかという点でなにか特徴が浮上するのかというのも気に掛る。この点、特にロンドンから出られないヒカルが日本のリスナーに向けて何かを書く時にどう影響するのか。空気を読み切れるのか、或いは、読まなくても共感できる世界を描くか。何しろ今の日本はGo to travelにGo to eatでみんなで出掛けて経済を回しましょうモードになっている所。またゴーストタウンが復活しそうな独仏とは違い過ぎる状況だ。ロンドンがどうなるかはこれからだが、やはり似た状況になっていくだろうから、どうせなら……そういう、インターネットを通じて見えてくる各地の温度感の違いをそのまま反映させた歌詞を書くのがいちばんいいかもわからない。まぁネットに限定しなくても、既に『日曜の朝』で『お祝いだ お葬式だ ゆっくり過ごす日曜の朝だ』と三者三様の断絶を描いた事のあるヒカルなので、そういうのもお手のものなのでしょうけれども。

まぁそんな事より何より、ヒカルが感染しないよう、しても快復するよう祈るのがまず第一だ。健康第一安全第一。歌手ということで、喉の健康を保つノウハウをひとより携えてるのが心強い。緑茶でうがいするの、確かに効き目抜群なんだよね……。