無意識日記々

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米国大統領選挙開票開始

米国大統領選挙の開票作業が始まる。日本だと選挙といえば投票当日の20時にいきなり当選確実の報が出て結果が確定(?)する事が多いが、米大統領選の場合はここからが長い。接戦の場合数え直しとか裁判とかあるし。米国民でない身にとってはここがスタートという感じだわ。

ヒカルもこの間わざわざ投票をするつもりだというツイートをしていた。フォロワー数の規模から考えてロンドン在住という情報よりニューヨーク出身という情報の方が有名だろうから選挙権がある事に違和感は少なかっただろうとは思うが、ここで敢えて声を挙げたというのはこちらが想像する以上に重い意味があるのだろう。だって日本語と英語併記だもの。我々にも注目して欲しいということだ。

BLMに関して「歴史的局面になってくれたら」との旨を訴えた心情からして、こちらが伝え聞く現大統領の人種政策と関連発言は看過できないものとなっていたのだろう。ここで変えなければという強い意志を感じる。

そもそも、前から述べている通り現大統領はミュージシャンたちから頗る評判がよろしくない。何度も「曲を勝手に使うな」なニュースを読まされたものだ。彼の文化的政策がどんなものかは知らないが、2015年以降V字回復をしている米国音楽産業の主要な稼ぎ頭たちがその好況の理由を彼に求めていないということなのだろうかね。まぁそらそうかな。

普段の言動を繋ぎ合わせれば、ヒカルがどう思っているかは大体想像がつくけれど、どれだけ確度が高かろうと想像は想像だ。私からみれば、黒人奴隷に作って貰った国から人種差別を無くすには国ごと無くすしかない気がするのだが、それをのらりくらり騙し騙し魂を吸い取るように成し遂げるのが政治というものか。首がすげ変わった位で何かがよくなるとは思えないが、極端に悪くなるのを食い止めたり躱したり宥め空かしたりする事は出来るかもしれない。こちらとしては、まず米国内のミュージシャンたちの機嫌が直ってくれるとしたらそれが有り難いかな。政治について語るのが嫌な18歳の女性が今度から遠慮なく自らの音楽についてその分の時間もたっぷり語れるようになってくれていたらそれは直接的な効果かもわからない。静かにニュースを読んでいたいと思います。