無意識日記々

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…ウッドマック、グレタヴァン…

朝からヒカルの10年前の呟きを読む。

@utadahikaru : (略)作詞をまるでmixiの日記をつけるかのような作業だと勘違いされることもあるけどネ。(略)

そうね、mixiって最近久々に名前を聞いたよなぁ……というわけで、Twitterにフリートという機能が実装されたらしい。私まだ目撃してないんだけど要するにインスタストーリーなのかな。閲覧の足跡がつくということで「mixiみたいだ」と沢山の人が呟いていた。

ヒカルがTwitterを始めたのはその10年前なのだが、この10年でTwitterは驚く程の浸透を見せた。まさか米国の大統領が連日使って混乱と疲弊を巻き起こし、更に今回は各国の祝辞がTwitterでも寄せられたという。外交アピールの手段にも使われるようになった、と。地上波ニュースのヘッドラインですら誰かのTwitterの発言だったりする。最早生活インフラだ。

Googleの検索やAmazonの通販、アリババのオークションなどはネットを始めた当初から将来の覇権……どころか世界を席巻する要素だとは思っていたが、この、昔で言う掲示板とチャットルームを組み合わせたようなツールが世界情勢と隣り合わせになる所まで来るとは予想していなかった。ヒカルがTwitterを始めた10年前は、「リツイートが3桁いったぞ!」とか言っていたのだ。牧歌的な時代だった。

ヒカルのツイートが減ったのは、様々な理由が考えられるが、この、利用者が極端に増えたという事態も要因の一つだろう。フォロワー数もそうだが、世間的にツイートをニュースのソースにする事に何の躊躇いもなくなったので、何か呟けば異常に拡散していく。少し間違った内容を投稿してしまったらすぐに削除しようとも瞬く間にスクリーンショットされて広められるだろう。まぁ、超有名人としてはそりゃあやりにくいわな。同情するよ。

こういう事態になったのだから現代では逆に『Message from Hikki』を復活させるべきだと思うのだが……ってこれ現代だろうがどの時代だろうがいつも言ってる事だったな。キッカケがあればすぐそれを言う私。でも実際、クリック障壁を設ければ不用意な拡散は大分防げる。ツイートのリンクを踏むのは昔から10年に1人。そう滅多な事もあるもんではない。

ヒカルがInstagramを始めたのは8年前だったか、当時Twitterで画像投稿する際に使っていたTwitpicがサービス終了するという事で見つけてきた代替手段だった。そう、昔のTwitterは直接画像添付できなかったのですよ。リンクを張るしかなかった。

そんな経緯でその後もその使い方のまま来ていたけど今年「インスタライブ」なるものに手を出してしまったからさぁ大変。あたしらの中でも格段にInstagramの重要度が上がった。それも大きな時代の流れの中なのだろうか、今回TwitterがフリートでInstagramの真似をしてきたというのは、機能の是非は別にして、Webサービスのパワーバランスの転換点が来てるってことなのだろうか。わからん。

なおそのフリートという新機能に関しては、内容がわからないのもありますが、ヒカルが使ってきたらどうしようというのがまず念頭にあるので、下手なコメントはしないことにしときますかねー。便利だったら使うだろうしね。えへへ。