無意識日記々

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サックス最高おやすみなさいバタッ

インドネシアのレイニッチという歌手さんが松原みきの「真夜中のドア/stay with me」(1979年11月のリリース)をカバーしたところ同曲が世界47ヶ国でTop10入りしているというニュース。8月にNHKBSで歌って話題になってから3ヶ月、か。ほへー、凄いな。

で、松原みきってどなた?と思いwikiってみると、へぇ、「GU-GUガンモ」のオープニング歌ってた人なんだね。知らんかった。曲の方を聴いてみると短いながらもオシャレなサックスソロが挿入されていてあらこれは誰が弾いてるんだろなとこれまたwikiってみたらジェイク・コンセプションという方らしい。これまた存じ上げず。「フィリピン出身のサクソフォーン奏者。アジア諸国で「King of Sax」と称されるサクソフォーン奏者である。」とのこと。うわ、色んなお馴染みの曲で演奏したはるわ。松田聖子の「SWEET MEMORIES」のあの印象的な音色もこの人なんだと。ほへほへー。

Pop Songでのサックス・ソロはその長さに関わらず時に楽曲の印象を決定づける。昨日話に出たスティングの“Englishman In New York”でサックスソロを吹いているのはブランフォード・マルサリス。トランペッター、ウィントン・マルサリスの兄ちゃんだ。ここの兄弟は更にトロンボーンとドラムスも居るというね。音楽一家だね。それはさておき、彼のソロがこの曲のオサレ感を一段階引き上げているのは聴き逃せない。

ヒカルの曲でも、例えばシングル盤の『First Love』のカップリングに『First Love -featuring David Sanborn』が収録されていて、世界的名手であるデイヴィッド・サンボーンがエモーショナルなサックス・ソロを披露してくれている。しかし、楽曲が非常に強い為、このソロが曲全体の印象を左右するほどでもない。いいバランスの企画バージョンだったといえるだろう。

それはもう21年前の話。直近では勿論『誰にも言わない』である。ソウェト・キンチがジョン・コルトレーン風味の正調ジャズアルトサックスを響かせていてこれが楽曲の雰囲気によく調和していて名演なのだ。ここをライブ・コンサートでどうしてくるかが今後の課題&見所なのだが、そうね、例えば『Laughter In The Dark Tour 2018』の『SAKURA ドロップス』みたいに、ヒカルが自分でシンセソロを弾いて置き換えたりしても面白いかもね。結局ラッパ隊はツアーに帯同しませんでしたから。──嗚呼、またライブの妄想をしてしまった。それらが現実になるのはいつの日になるやらですわ。(今年の日記の締め方はホントこればっかだな(笑))