『22 by Hikaru Utada』、続いて3曲目は『Addicted To You (UNDERWATER MIX)』。「下水中毒」という散々な愛称がなくもないが、少なくとも「中毒」は公式公認使用なので仕方あるまい。
これまた『Fly Me To The Moon (in other words)』に引き続きシングル盤収録のバージョンだ。シングルのリーダートラック及びアルバム収録としては『Addicted To You (UP-IN-HEAVEN MIX)』が採用されている。ちな！みにこちらは「天上中毒」だ。PVを香港で撮影したのもさもありなんと思わせ…ねーな別にw
ヒカルがコメントしている通り、当時からこの下水中毒の方も気に入っていた訳で、ある意味順当な選曲とはいえる。単純に天上中毒の方がシングル向けだったということだろうし、今でもその選択は妥当だったように思う。でも、じゃあ2ndアルバム『Distance』から選ぶのがこれかというと、これまた予想していなくってな。自分がヒカルがこのアルバムから選びそうだと思っていたのは、
『DISTANCE』
『ドラマ』
『サングラス』
の3曲。でも、そうね、シングル盤から選ぶという手があったのねぇ。天上中毒と下水中毒の違いについては、当時の『トレビアン・ボヘミアン』で語ってくれてるからそちらを参考にして欲しい。
『この新曲「Addicted To You」には、バージョンが2個あるんですね～、え～これまでオンエアしてきたのが、アンダーウォーターミックスとゆうので～、実は～まだオンエアしていないバージョンがあって、それがね、アップインヘブンミックスとゆって、ま～、実は～こっちがメインだってゆう事実。お～～～～！！だ、大激白！わ～そう、これがね～メインになっちゃってるんだよね～あの～最初～アンダーウォーターミックスがメインだったんだけども～、リミックスがあったらいいね～って話しになってたら、ジミーとテリーが、「あ～リミックスやらして俺らに」って言ってきたから、あ～そうしようってなって、来たのを聞いたら、あ～これ、あたしこっちの方が好きだも～んって思っちゃって、突然ちょっとえ～無理をして、メインのミックスとリミックスをすりかえちゃって、これからかけるその～リミックスというのが、メインのリミックスとなっております。』
とのことです。詳しくはリンク先をみてね。
なお、引用されてるジャネット・ジャクソンの曲は「それが愛というものだから／That's the way love goes」だということだが、まぁ同じジャム＆ルイスのプロデュースということで、彼らは作曲者みたいなもんだし、特に付け加えることは無いかな（笑）。下水中毒との聴き比べは、下水中毒のインストと比べた方がいいかもね。
