もう皆さんご存知かとは思いますが昨週金曜日の夜に唐突に『One Last Kiss』EPの発売日が発表になりまして。
2021年3月10日水曜日。
早ぇぇぇぇぇぇぇっ！
Ｑ！ 余りにもＱ！！
……違った、
急！ 余りにも急だよっ！！
そんな直前に発表するかこんな大事なこと！ もうカウントダウンが一桁切ってるよ！ 心の準備が出来ていないわ。
という訳で今週一週間かけて心の準備を整えていきませうか。
3月10日といえば泣く子も黙るアルバム『First Love』の発売記念日で。今年は22周年になるね。
で当欄では先々月1月27日付の日記でこんなことを書いている。
「（前略）
で、今引用した通り『First Love』の出だしは『最後のキスは』なのだが、『One Last Kiss』というタイトルも「（もう一度）最後のキスを」という意味だから、『Can You Keep A Secret?』から19年の時を経て『誰にも言わない』がリリースされたように、この『First Love』と『One Last Kiss』の2つの曲の間にも何らかの因果があるのかもしれない。
例えばこのあと『One Last Kiss』の発売日が3月10日や4月28日になったら面白いぞ？ 前者はアルバム『First Love』の発売日、後者はシングル『First Love』の発売日だ。お誂え向きに、今年は両日が水曜日だったりする。まぁ、そんな速さで事態が動くなんてことは願望でしかないのだけどね。
『First Love』から『flavor』を抜き出して『Flavor Of Life』のタイトルが作られたようにも思えるし、『初恋』はそりゃ『First Love』から来ているだろうけれど、今回の『One Last Kiss』は果たしてどうだろうね。早く歌詞の全貌が知りたいよ。」
https://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary/e/df16d71239d7c6fb7e2b7ac59e883832/
ということで結構無謀な願望が叶えられてしまいましたどうもありがとうございます。いやでもまさかこんな早くなのかと。まだ戸惑ってる。
背景には首都圏をはじめとした緊急事態宣言が当初から3月7日で解除される予定だった事があるのだろう。鉄は早いうちに撃てではないけれど、エヴァ陣営は一刻も早く公開したかったのだ。
そう、まさかまさかよもやよもやなのだ。その「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の公開日が月曜日である3月8日に設定されたからこその『One Last Kiss』EPの3月10日水曜日発売なのである。通常であれば新作映画は金曜日や土曜日や祝日から公開される。ロケットスタートからの口コミ大作戦である。平日公開では爆発力に欠ける。それでも敢えて「一日も早く」を実践してきた訳だ。焦りにも似た何かを感じる。
でもお陰で宇多田ヒカルのニューEP発売日が『First Love』記念日になる。強運以上の何かを感じる。だって緊急事態宣言解除日とエヴァ陣営の最速姿勢が合わさっての話なんだもん。えらい運命の吸引力だなとしか。もしこれで上記引用のように歌詞の上で『One Last Kiss』と『First Love』の間に連関があったりしたら劇的以外の何物でもない。同じ日付ってその夜に同じ星座を眺める日なんだもんね。ただヒトが勝手につけた番号なだけではないのです。
だなんて言ってますけど、あと一週間、本当に映画が公開されるのかは怖いままでは、ある。今日の感染者数報告では都内はまた増加に転じているらしく、元々指数関数的現象なので一日二日で数字の挙動は大きく変わり得る。もし緊急事態宣言解除延長なんてことになったら……まぁ、20時までの上映になったりするのかな。それだとあたし次の土日まで観れないかも。
シンエヴァが前作エヴァＱ並の興行収入を叩き出すとすれば、昨年では年間Top3クラスの大コンテンツ扱いになる訳で、この大きい母数の中だと映画館クラスタ発生についても注意を払わねばならないだろう。見切り発車も見切り発車、ギリギリの所を攻めてきている印象だが、流石にもうＣＤが店頭に並ぶのは止められまい。あたしがレコード会社なら今日以降頼まれても断るよ（笑）。そちらについてはもう確定事項なのだと言っていいだろう。映画を脇に置いてでも、宇多田ヒカルの新曲リリースを言祝ぐ態勢をここからの一週間で築き上げていくことと致しましょうか。
