『Beautiful World (Da Capo Version)』は、オリジナルとは異なり『It's Only Love』から始まらない。その代わりにエンディングで『It's Only Love』がマシマシになっている。
終盤の歌詞を比較してみよう。
オリジナルでは
『僕の世界消えるまで会えぬなら
君の側で眠らせて
どんな場所でも結構
Beautiful World
儚く過ぎて行く日々の中で
Beautiful Boy
気分のムラは仕方ないね
もしも願い一つだけ叶うなら
君の側で眠らせて
Beautiful World
Beautiful Boy
Beautiful World
Beautiful Boy
Beautiful World
Beautiful Boy
Beautiful World
Beautiful Boy (Fade Out...)
』
となっているのだがDa Capoでは
『僕の世界消えるまで会えぬなら
君の側で眠らせて
どんな場所でも結構
Beautiful World
儚く過ぎて行く日々の中で
Beautiful Boy
気分のムラは仕方ないね
Beautiful World
Beautiful Boy
It's Only Love
もしも願い一つだけ叶うなら
君の側で眠らせて
Beautiful World/It's Only Love
Beautiful Boy/It's Only Love
Beautiful World/It's Only Love, It's Only Love
Beautiful Boy/It's Only Love
Beautiful World/It's Only Love
Beautiful Boy
』
という風になっている。
オリジナルだと『気分のムラは仕方ないね』からそのまま『もしも願い一つだけ叶うなら』に雪崩込んでいくのだがDa Capoでは『Beautiful World/It's Only Love/Beautiful Boy』がその間に挿入される。
また、オリジナルでは最後の『Beautiful World/Beautiful Boy』のコーラスは4回繰り返されるのだが(4回目はフェイドアウトで殆ど聞こえないけどね)、『It's Only Love』はヒカルが左右でアドリブとして歌ってはいるもののメインのヴォーカル扱いではない。
一方Da Capoでは最後の『Beautiful World/Beautiful Boy』のコーラスは3回の繰り返しで、その合間に『It's Only Love』が6つ挟まれる、という構成になっている。3回目は2回繰り返すので結局この歌の最後の歌は『Beautiful Boy』のコーラスということになる。
この構成を踏まえた上で、次回はヒカルの『It's Only Love』の歌い分けをみていこう。何の新情報もなければ、ねっ。