ほへぇ、『One Last Kiss』EPが【ビルボード 2021 上半期ダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”】とかいうので２位だったそうな。１位のYOASOBIすげー。いやそれもだけど、売れたんだねぇヒカル。ほんと久々だなこの感じ。
一方『PINK BLOOD』は単曲でオリコンダウンロードデイリー１位。10274ユニット。YouTubeの再生回数は56時間程経過して172万回。ふむ、順調だな。なお『One Last Kiss』MVは56時間経過時点で434万回だ。こちらは人類史上最高傑作映像なのでそのまま比較することは出来ないが、その40パーセント程度ということであれば『PINK BLOOD』もかなりのヒットということになる。正直ここまで当たるとは思っていなかった。
勿論前作の好評を受けてというのもあるだろうが、やはり『PINK BLOOD』がそれなりにキャッチーだったということだろう。全く定形外の曲構成で3分17秒の楽曲ということで事前の印象としてはエキセントリック過ぎてウケがよろしくないのではという危惧もアタマを過ぎっていたのだが、なんのなんの。これなら宇多田ヒカルの勢い未だ止まらずと言っても大丈夫なんじゃないかな。インタビューに展示会にとプロモーションも加速してるし。まぁ、折角ヒカルが大変珍しく迅速な告知ツイートをしてるのに、普段のどうでもいい（笑）呟きの方が遥かにインプレッションが高そうなのは、そうねぇ、やっぱりミュージシャンやら音楽家やらという前にまず「有名人」なのだろうかなぁと。
権利的な事はわからないが、TwitterとInstagramで告知するんならインタビューのスクショ画像も貼った方がいいんじゃないかなと思った。リンクをクリックする人って今も昔も10人に1人かそれ以下なのだが、これが画像となるとややアクセス割合が上がる。面倒臭さが違うのかもしれない。
あと、投稿からワンタップで音源が流れ出すようにしといた方がいいとは思うんだが。出来ればTwitterやInstagramには各種ストリーミングサイトの直接アクセスボタンをツイートに埋め込めるようにして欲しいというのが正直なところ。その場でワンタップすればすぐ流れ出すように。今はストリーミングをまとめたオフィシャルのページへのリンクをまずタップして、そのあと自分の加入しているサービスを探して選んで、更にそこからそのサービスのアプリがのっそりと立ち上がり…と随分遅い。出来れば、その場ですぐ聴けてそのツイートにいいねしたりRTしたりまでがスムーズに遷移出来ればな、と思ってしまった。同じ無料漫画でも、別アプリを立ち上げさせるよりどれだけ読みにくかろうと10個の連ツイになろうと画像を4枚ずつ貼り付けたツイートの方が遥かにアクセス数多いようだからな。音楽は画面占拠しないんだからバックグラウンドで流せるようになれば…まぁそれはTwitterやInstagramの開発陣に期待することですわね。
ひとまず、『PINK BLOOD』の音源もミュージック・ビデオも注目を集めているということで安堵している。そう、宇多田ヒカルの勢いはまだまだ止まらない…。
