無意識日記々

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ネトフリドラマプレミアムイベント

そうか、今宵はNetflixドラマ「First Love 初恋」の配信記念プレミアムイベントだね。

https://twitter.com/hikki_staff/status/1593857904334888960

NetflixはプレミアムイベントをYouTubeで配信するんだ…と思ったけどこれ無料サービスがないんだっけかネトフリは。或いは生配信プラットフォームが無いか。どちらにせよ普段からYouTubeで宣伝してるしその延長線上なんだろうけど、アナログテレビ世代としては民放が他の局の番組宣伝を自局でやるみたいな感じで、時代が違うんだなと改めて痛感させられる。

さてさて、私の関心はどれくらい『First Love』や『初恋』が流れるか、だわね。もう24日には配信だから焦ってはいないのだけれど、リミックスやリマスタリングがどんな効果を伴っているかは興味深い。十中八九、プレミアムイベントを観てる人はそんな音の違いには気づかないだろう。しかし、気づかせずに効果的ということは有りえる。

音が変わってると思わせずに、一方で「いつまでも色褪せない名曲だな」とでも思って貰えれば成功だ。何十年も続く食品ブランドでも、毎年のように味に改良を加えて時代のニーズに合わせている。『This Is Love』や『Kiss & Cry』でお世話になった日清カップヌードルも、私の小さい頃と較べたら味が結構変わっている。だけど、メーカーはそれを声高に叫んだりはしない。たまにはリニューアルとか言うけどね。気づかないうちに気に入って貰い続けているのだ。

果たして、歌にもそういったリニューアルは必要だろうか。ノスタルジックに聴くだけなら、寧ろ昔ならではのサウンドの方が耳馴染みがあっていいかもしれないが、今回はネトフリドラマの劇中で流れそうなのだ。そういう時にサウンド面で最新のクォリテイの他の劇伴音楽と較べて出音で聴き劣りすると遣る瀬ない。そんな事情もあっての最新ミックス、最新マスタリングであろうかとも思われる。

故に、その効果は、ドラマを視聴しているときに最大限であって欲しい、とは思う。一方で、こちらとしては様々な『First Love』を聴いてきているからその中での判断となる。ちょっと一般視聴者(がどれくらい居るかわからないが)とは感想が異なるかもしれない。

他方、『初恋』の再評価の流れはどうなるのか。元々TBSの地上波ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」のイメージ・ソングとして世に出た1曲。この時のイメージってどれくらい引き摺られているのだろう? また、ドラマ自体の視聴者層はどれくらいカブっているのだろう? 何か印象が残っていたとして、それを払拭する程のインパクトがあるのだろうか。

しかし、なんといっても高い壁なのはNetflix自体への加入だ。今ここを読んでいる人であっても月額が高いなぁとNetflixに課金されるのを躊躇っている人は多そうだ。廉価な広告プランも新しく加わっているが果たしてどれほどの効果があるのやら。

そんな中でこのプレミアムイベントの視聴者数はひとつの目安にかるのかな。ダブル主演のお二人の人気が鍵なのだろうが、ドラマタイトルを担う宇多田ヒカルの影響力も大きい。イベント自体は見なくても、視聴者数はチェックしておいていいかもしれない。