無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

Remixes reminds me of what... ?

そうか、もう新しいミックスとマスタリングが手に入るまで40時間とかなのか…アカペラが聴けるアナログの再生は面倒だから後回しになるかと思うけど、配信の方は寝っ転がってても聴けるからねぇ。ただ私まだ耳の調子が戻ってないからドルビーアトモスの感想とかは限定的にしか書けないかもしれないなー。まぁあんなものは百聞は一見に如かずならぬ百読は一聴に如かずなのでね。貴方が聴いてみて感じたことが真実ですわ。

で。新しいミックスときいて、そういえばシングル盤発売時の「新曲リミックス」の楽しみが随分減ってるなぁとふと思い。全くない訳じゃなく、キングダムハーツ主題歌群は比較的その手のサウンドが多く、『Face My Fears』なんかはシングル発売時でなくともアルバムにA.G.Cookリミックスが収録されてたり、サントラの方でラッセル・マクナマラによるPLANITbミックスが聴けたりもするし、『光』のRay Of Hope RemixはiTunes全米チャート第2位にもなって話題になったりもした。他にも、もう4年前にはなるが『Too Proud』のL1 Remixがツアー時にリリースされたりもした。

だが初期のような話題性にはまだまだ乏しいというか。『Addicted To You』なんて2つのミックスが相並び立って成立するシングル盤だったし、『Wait & See~リスク(Baton Girl Mix)』や『光(Godson Mix)』などはオリジナルと遜色なく愛聴する人も多かろう。

それに、なんといっても『FINAL DISTANCE』と『Flavor Of Life - Ballad Version -』が凄い。前者は単なるリミックスに留まらず新しいタイトルを得て次のアルバムに正規トラックとして収録されたし、後者はバラードに変貌することで『First Love』と並び立つ名曲として認知された。芸術面でも商業面でもリミックス或いは別バージョンというのは存在感を際立たせてきたのだ宇多田ヒカルは。

今回のリミックス、リマスタリング、別バージョンはどれくらいのインパクトを残すかというと、そもそも新曲と同時とかタイトルが変わるとか新曲よりも先行して配信するとかそういうケースでもない。過剰な期待は禁物なんだけど、旧曲の再発に近いリリースについてここまでヒカルさんが結構な頻度で(そう、他のアーティストの皆さんと較べると少ないけれどもヒカルさんの場合結構な頻度なのよ)告知宣伝ツイートをしてきているのは、余程新しいサウンドに自信があるのか、或いは前回書いた19年前のデビュー5周年記念日のように何か新しい告知が伴うことによる高揚感が後押ししているのか、なんだか判断が難しい。どうせなら両方であって欲しいけどね。…贅沢言い過ぎですかね?(笑) 過去曲のリリースなんて今まで人に任せっきりだった印象が強い中で今回はミックスに立ち会ってるんだもんねぇ。まぁ明日の夜わかるのかな。焦らず待ちますか。