無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2022年 ≒ BADモードモード

今年最後の定期更新を気分じゃないのの記念日に綴れるというのは何とも幸せなことで。まぁ毎年この後に1回くらいは不定期な更新したりするんだけど取り敢えず形式上は明けて1月4日の朝までお休みということにはなります。今年1年ご愛顧ありがとうございましたm(_ _)m

嗚呼、全いいね&全RTにいいねして回りたかったな…。

さて、2022年はどんな年だったか。『BADモード』の一言で済みますね。ほんと楽。

散々繰り返してきたように、私が今まで生きてきた中でいちばん回数・時間聴いたのがこのアルバムだ。初めてCDプレイヤーを買って貰って最初の1枚を聴いてた時よりも聴いた。文字通り一年中聴いていた。他の作品の記憶が薄い。折角サブスクで何十年も後回しにしてきた名盤の数々を過去に遡ってなんぼでもチェックできる環境になったというのに私は毎日『BADモード』『BADモード』『BADモード』『BADモード』…そして下半期になって『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios 2022』がそこに加わり『BADモード』『LSAS2022』『BADモード』『LSAS2022』『BADモード』…ほんとに1年間『BADモード』モードだった。

この間漸く「そういや昨日は『BADモード』の曲聴かなかったかも!?」という日が出てきてまぁそれは『First Love』と『初恋』の種々のバージョンの聴き較べで忙しかったからでな…結局宇多田かよと。12月までなかったのかよと。

何だか、単なる妄想なんだけど、こと音楽に関してはヒカルさん、結構嫉妬深いような気がするのよね。特に熱心なファンに対して、彼ら私らが他の何かにもご執心だったりしたら対抗心を燃やしてるような…気のせいでしかないんだけど、これもしあるとしてもいい嫉妬心だからね─次はお前をもっと夢中にさせてやる!っていう気合いが入るんだから。『BADモード』ではその気合いにまんまと嵌められたというか。凄かったよ。

そしてこれも何度も繰り返して言ってきたことだけど、アルバム『BADモード』は「生まれながらにして最高傑作では有り得ない」作品なんですよ。これを作れた人はもっと凄いものが作れる。そういう性格のアルバム。音楽作品というのは常に唯一無二で別に過去や未来の作品と比較なんかしなくてもいいものだけど、ヒカルの作り手としての実感がもっと際立っていくという意味で未来を確約するアルバムだったと思うのね。だから私にとって過去聴いてきた数千枚のアルバムの中で最も愛聴した一枚なのに最高傑作と言いたくならない。ヒカルはヒカルで『でも今までで一番好きなアルバムかも』と言ってるのだけど、うむ、これ毎作言えるやつだからね!(笑) 実際は言ってないけどね。『ULTRA BLUE』以来かな言ったのは?

そんなこんなで、2022年はずっと『BADモード』モードで過ぎ去って過去になっていこうとしています。まだ3日ちょいあるけどなっ。そこらへんもしっかり噛み締めつつ、前に進んでいきたいと思いますよ。来年2023年のテーマは勿論「ライブ」です。(最後に言い切ってやったぜ!)