無意識日記々

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今日は宇多田ヒカル「何もない特異日」未遂の日

今日は2月2日。あたしは毎日【今日は何の日宇多田ヒカル】を書いてるわけだけど、ちゃんと調べたわけじゃないが1年365日たまに366日の中で、今日がいちばんヒカルにとって「何にもない日」なんだと思われる。2000年2月2日に[ビビンバ]というメッセをアップした以外何もした形跡がないのだ過去24年間。いやはやこんなことがあるもんだね。勿論、あたしが見落としてるだけなのかもしれないが。

恐らくだが、この日が誕生日の1月19日からちょうど2週間にあたる日だからかと思われる。大体毎年1月19日はあれやこれやと告知があったりなかったりでてんやわんやしていて興奮のピークが形成されがちで、そのあと余波がずっと続いていく中でいちばん落ち着いてしまうのがこの2週間後の2月2日辺りなのではないかなと。てかそれくらいしか思い当たる節がない。世には「晴れの特異日」といって毎年何故かその日だけ異様に通算降水確率が低い日があったりするらしいが、今日2月2日は宇多田ヒカルにとっては謂わば「何もない特異日」になっているんだな。

いや待てそれだったら閏年、4年に1回1年366日ある年はどうなんだなかなか何をするといっても頻度が低いから難しいだろと思ったのだが、そうだよ、2月29日といえば2008年にアルバム『HEART STATION』発売直前ということで当時はまだ絶好調生放送中だった「森田一義アワー 笑っていいとも」のテレホン・ショッキングにゲスト出演した日なんだよ。なのでかなり思い出深い日付なのだわ。

年末年始とかもヒカルさんは毎度の体調不良の中それすらネタにしてメッセをちゃんと更新して挨拶してくれてるし、1年の中でという訳ではないけれど、何年も掛けると「必ずその日付の日には何某かをしてくれている」の、ほんと凄いな尊いなって。もともとプロデューサー/作詞作編曲家で裏方さんなのでそんな前に出てあれやこれやするのは仕事のメインではない人なのにこの積み重ねは本当に素晴らしい。だからこそ今日の「何にもなさ」は却って目立つ訳で…ってまるっきり何にもない訳じゃないよちゃんと1回メッセ更新してくれてるんだよさっき言った通り。

そう考えるとつくづく『Message from Hikki』の存在は有り難かったんだな…という過去に何十回も書いてきたいつもの結論に到る訳だけど、可動年数を考えると今やもうTwitterの方が長いくらいになってきてるんだよね。Twitterの有り難さもまた筆舌に尽くし難いのだけど、最近の挙動の不安定さをみるとこれいつまで続くんだと不安になるしかないわけでな。マスク氏ほんとあんた何しに現れたんだって感じで。

結局、3DVRや360Rもそうだったんだけど、何か奇を衒ったことや新しいことに飛びついてしっちゃかめっちゃかになるよりは、地味でいいからいつでも確実に繋がり合える事の方がずっと大事なのよね。それこそがまさにインターネットの利点であり美点であり希望であり、基本中の基本なのですよ。ネット黎明期から自前のホームページ(この響きがもうノスタルジック!)を使ってファンと繋がり合うことを続けてきたヒカルさんが相手だからこそこうやって私は毎日【今日は何の日宇多田ヒカル】を366日一切途切れずに投稿できてる。字や音や絵が繋がって伝わる、その原点の感動を損なわないようにしつつ新しいことにチャレンジしていければそれがモアベターなのかと思いますよっと。