凪の昨日から一転、今日から１週間は『ヒカルの５』ウィークだ。19年前だね。１週間で武道館公演を５回行うというなかなかの強行日程。UTADAのプロモーションで米国に渡る前になんとか日本でコンサートをしたいというヒカルの意を汲んで全国ツアーは無理でもと捻じ込まれるようにして組まれた日程だが、キャパ1.4万人の武道館５日間てことは約７万枚？のチケットを求めて約100万件の応募があったらしい。ダメで元々で応募した当時の私、一旦落選するも開催直前の１月末に補欠当選のお葉書が来て無事ヒカルの５の５、最終日のチケットをゲットしたのでありました…ギリギリ滑り込む辺りなんとも私らしいやね。
…だなんていう思い出話、昔もWebで語ってた筈なんだけど大体BBSだったんで今はもう読めないわね。無意識日記始まったの2004年末からだしな。なんとか当時のライブレポートとか読めないかとWayback Machineを辿っても無理でしたわ。なんとも残念。
『Utada Hikaru Single Collection Vol.1』が発売される前の５年間、宇多田ヒカルの国内での注目度は尋常ではなく、故にインターネットの世界でも（この言い回しがもう懐かしい）それはそれは言及率が高かったのだが今のようにスマートフォンがある世界ではないのでパソコンかガラケーからのアクセスで、そういう意味では絶対数は今より少なかった。しかしその比率はやはり凄いものがあってね。当時の熱気を辿る術が失われてるのは何とも切ない。ティーカップもジオシティーズも終了しちゃって。この無意識日記のあるgooblogもいつまでもつのやらですわ。
最近でも2018年の『Laughter in the Dark Tour 2018』では撮影OKということでTwitterに大量の動画が投稿されたけれども、当然中には「その日にしか披露されてないMC」とかもあるわけで、ああいうのまとめて保存できてたらいいのになと指を咥えてますわ。いや自分でやれって言われそうだけど、なかなか難しいやね。
でもそういうWebの歴史が頭にあるからこそ、余計その時その時を全力で楽しむ事が大事なんだなと思い直す訳ですよ、えぇ。インターネット（パソコン通信）がない世界を知る最後の方の世代としては元々そんなものはなかったんだからと考えるのも容易いですし。これが水道や電気だと想像もつかなくなるんだけど。ちゃんとその時その時の思い出を頭の中に叩き込んでいきたいなと…って思ってるとその思い出が歌の中に焼べられてまた消え去っていくの！？いやそんなとこで前回の話蒸し返さなくていいよアンタ。
でも、「生配信は一期一会だからその時それっきりで」とかは微塵も思ってないからね？？ アーカイブで何度も観返す気満々だからね？？ アップロード気長に待ってますですよっと。結局インターネットの恩恵にどっぷり浴している私でありました。どないやねんなっ。
