無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

そわそわともやもや

逆にちょっとでもツイートの間が空くとそわそわして落ち着かないという。何なんだ一体。25時間経過…ってその前何日間待ったと思ってるんだか。やれやれ。

まぁ確かに、四六時中呟きっ放しでも構いませんが。廃人確定ですけどねっ。

さて今やレコード会社はEMI一社に統一されてしまっている訳で、そうなるとA&Rトップの梶さんがどんなプロモーション&マーケティングを繰り広げてくるかは常に非常に気になるところだ。A&R's P&Mか。いや別に略す必要ないけど。

彼は昔からデジタルに強く、様々なサービスやイベントや商品に新しい風を吹き入れる事に積極的だった。今年はクラウドサービスに注目しているらしく当欄でも何度か取り上げた。ファンとしても次の企画や購買に参加する為にも新奇なデジタルガジェットたちに慣れておかなくては…

…と思うのも尤もだが、なんだかここまで来るともうガジェット自体の進化、つまりデジタル・テクノロジーの進歩というのは最早主眼ではない。寧ろ、その進歩と進化をうまく活かせていない人間社会の仕組みの弊害を何とかする事の方が大きな問題となっている。

10年代に入ってから電子書籍の話題が出る事が多くなっているが、技術的には(少なくとも今やろうとしている事について)足りない事は何もない。出版社の思惑とか規格の統一とかそういった所で揉めている訳だ。モバイルも、今や映画を再生するのにすら何の支障もないのだから考えるべきなのは著作権と電波の帯域の問題である。何度も繰り返してきていちいち書くのも面倒だが、無線ブロードバンドが実現すれば日本人の生活は劇的に変わる。それを阻んでいるのは技術的問題ではなく政治と経済のお話なのである。

何が言いたいかといえば、今人は(或いは日本人は、かな)デジタルテクノロジーを"待たせて"いるのだ。ひとことでいえばモタモタしている。だが、それが人間味というもので、誰だって自分の生活は守りたい。気がついたら何かの利権構造の一部になっていて身動きが取れなくなっていたりする。まぁ、仕方がない。そんなもんだ。ひとのことを攻撃してばかりの人は自分もそうであることが見えていない、或いは知らん顔しとるのかな。まぁYou know who you areって事で。

本来ならヒカルはそういった柵(しがらみ)たちから無縁の立ち位置に居るのだが、どうしても性格上レコード会社の利益についても真剣に考えてしまう。そんな人を不機嫌にさせたのだからUTADA THE BESTに関わった人たちは(以下自粛せざるを得ない繰り言が延々と)。

何しろ、あれだ、レコード契約が無期限複数枚とか正気の沙汰ではない。学生諸君、「宿題を提出してください。ただし、いつでもいいです」って言われたらどうするよ。それに近い。そこまでさせられるヒカルはかなりの発言力を持っている。それを活かしてかなり無謀な事にも挑戦してみて欲しい気持ちも、あるにはある。政治的経済的枷を取っ払った活動が出来れば多分痛快な事態になるだろう。しかしそもそもヒカルは"痛快"という世界観を余り重んじない。16歳位までは違っていたかもしれないけれどね。そんな性格だから、まぁきっと新しいサービスを利用するにしてもかなり穏便に事を運んでくるんでないかという事になる。いつもの結論。ちょっとつまんない。

言いたい事は沢山あるのだがどのテーマも字数を費やすので概論みたいになっちゃった。奥歯に何か挟まった感じといいますか。でもまぁそのもどかしい感じが伝わってりゃそれでいいかな、今回は。